好き嫌い
趣味や人間関係、味の好みなど「好き」「嫌い」でカテゴライズすることがあると思う。
アイドルの〇〇ちゃんが好き、とかこの映画が好きとか
ピーマンは苦いから嫌いとか、アイツは性格が悪いから嫌いとか
意見がはっきりしていると言うのは良くも悪くもわかりやすいので、自分に相性が合うかどうかの判断をつけやすい。
しかし、この好きと嫌いは二分されるものではないと思う。
好きを最上級、嫌いを最下級と設定してみると
好き
好きかな
嫌いじゃない
苦手
嫌い
これはあくまで思い付いた感性の一部だけれど、好き嫌いにはグラデーションがある。
僕は「嫌いじゃない」にカテゴライズする傾向が強いと思う。
物事を減点法式で見てしまうせいからなのか、「好き」と大々的に言えないのである。
ただ、この中間ゾーンにいる言葉は使い所に注意が必要だ。
曖昧な言葉は「退屈な人間」「面白みのない人間」と捉えれる危険性を孕んでいる。
感想は多種多様あっていいはずなのに、「好き」「嫌い」が面白がられるこの感覚はなんだろう。
それを自分も相手に対してつい求めてしまうこともあるからタチが悪い。
曖昧な人間というのは、生きづらい世の中なのだろうか