震災・耐震とインスペクション
阪神・淡路大震災から24年がたちます。
多くの建物が倒壊した光景は、
脳裏に焼き付いてはなれません。
もし、耐震性のある建物であったなら・・・・
は、もちろんのことですが、
耐震性のある建物で建てたからといって、
築5年、10年、15年となるとその状況は変化していきます。
熊本の地震では、新耐震で建築された建物が、
一度目の地震では問題なくても、二度目の地震で倒壊しました。
つまり、耐震性とは現在の劣化状況を確認することを
意味するのです。
これは、住宅診断であるインスペクションの役割です。
インスペクションとは、命を守る住宅診断なんです。
不動産流通において、関係される業者様は
このあたりの認識をもっともっていただければ、
インスペクションは普及せざるをえないとおもうんですが・・・
谷 弘一
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