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所有するとは?

アマゾンのアチュアル族は、
所有という概念がありません。

私のもの、あなたのもの
誰かのものという
区別がないわけです。

そんな彼らは、ジャングルのことを
なんでもそろっている無料の
スーパーマーケットだと言います。

ジャングルで暮らすために
必要なモノが全て
森にあるからです。

それを私達の文化に置き換えてみましょう。
もし、私達の街にある
スーパーマーケットで
生活に必要なものは
すべて無料だったとしたら
どんな感覚で生きていると思いますか?

必要があれば
スーパーに行って
牛乳やパンを取ってくる。

家族の分や
隣の寝たきりの
おばあちゃんの分も
取ってくる。

それがどれだけ
生きることへの
安心感になるでしょうか。

飢えることがない世界。
生きることに関して
必要なものは
無償で提供される世界。

何もしていなくても
生きるのに必要なものは
そこに行って取ってくればいい
という安心感。

そんな中で生きているのが
アチュアル族なのです。

アチュアル族の基本的な食べ物は
チチャという
芋のスープです。

キャッサバという
サツマイモに似た
繁殖力旺盛な芋を
使います。

温暖な熱帯雨林ですから
植えると、どんどん育ちます。
それを収穫して
芋を煮てどろどろにします。

それに唾液を混ぜます。
煮た芋をクチャクチャ
口で噛みながら唾液を混ぜるのです。
それを瓶に入れて数日発酵させると
芋のスープ チチャの完成です。

チチャは各家庭で創っていて、
お家に行くと
誰彼なしに、
振る舞われます。

それも、何杯も。
飲み干すと、また入れてくれます。
まるで椀子そば状態です。

アチュアル族は
このチチャだけで
生きていけます。

それにプラスして、
週2回の男たちの狩りの獲物を
コミュニティー全体で分け合います。

アチュアル族は
森に行けば
得たいものは得られると
知りながら生きています。

僕は、この感覚が融合点に
深く関係しているのではないかと思っています。

でも、それを私達の文化に
応用する具体的な考え方を
知ることになるのは、
もっともっと旅を重ねてからのことでした。

〜つづく


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