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「意味」を中心に据えたデザインとは? (研究会速報レポート)
皆さんこんにちは!ミミクリデザインでディレクターをしておりますダンこと小田でございます。
先日、10年間の大学生活を終え、意味のデザインに関する論文で博士号を無事修了しました。。(死ぬかと思った、、)
これからは「意味」を中心に据えたデザインの考え方を誰もが使えるものにし、広げるべくさらに研究を進めていきたいと考えています。
早速その活動の一環として、「意味のデザイン研究会 #意味のデザインの事例を探る 」という研究会を、弊社の運営するWDA(Workshop Design Academia)のイベントとして開催しました!
研究会ということで、僕の研究一端を紹介しながら、参加者の皆さんと一緒に考えていく形で実施しました。初回は参加者の皆さんが考える「意味」と「デザイン」が関連する事例を挙げながら、グループで議論を行なっていきました。
集まった事例や、グループによる対話から生まれた新たな解釈がとても面白くて、さらに「意味」や「デザイン」そのものに対する理解が深まりました。
ミミクリデザイン主催の研究会「意味のデザインを科学する」に参加した✍️
— 大竹 / デザイン、銭湯 (@cotake_s) April 17, 2019
・製品にまつわることを、仕様と意味に分けると、変遷が捉えやすくなった(図にする)
・予想外の脈絡も受け入れてみると、新しい視点が得られそう
・意味とは…脈絡とは…となったので、オススメしてもらった本を読む📘#WDA pic.twitter.com/RsEeBncqUh
「意味のデザイン」研究会に参加。
— YasuhiroMatsuda (@YasuhiroMatsuda) April 17, 2019
作り手が込めた意味とユーザから生じたアンコントローラブルな意味が存在する。
その話題提供に対してその2つの意味を行き来することに価値があるという参加者からのご指摘が素晴らしかった。
自分の想い+ユーザとの対話。
ミミクリデザインの #意味のデザインの事例を探る 研究会に参加。小田さんが最後に言っていた「ツールではなく姿勢」(意訳)という言葉が印象的。意味は時代とともに常に変わる。どうコントロールするか。前進するためには常に調整を働きかけることかなと思った。こういう概念的な話がとても大事。
— fujiwara shinya (@kinokomoyashi) April 17, 2019
このワークは楽しい。
— giri / カタギリショウタ (@amamohu) April 17, 2019
実は受け取り方が人それぞれで違っていて、意味解釈が個人の文脈に影響されることがよくわかる。
さながら、意味の探偵のよう🕵️ https://t.co/atxT30SJOk
「意味のデザイン」とは何か、その意味とは何か。
— エイマエダカツタロウ (@katsutaro) April 17, 2019
込めた意味と生じた意味。
モノのデザインとコトのデザイン。
意味が変化するから、デザインに終わりはない。
今後もシリーズとして様々なテーマで「意味のデザイン」に関する場をつくっていきます!
ちなみに同じ内容のイベントを5月に1回、新たなテーマのイベントを6月に開催予定です!
(追記:早速5月公開しました!)
気になる方はぜひこちらをチェックしてみてください!
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