Geek+◢◤加藤大和
物流テックのユニコーン企業から、最新のニュースをお届けします。
物流現場で活躍するロボットが増えています。 約2,000人の労働人口が日々減少する日本に、ネット通販の急成長を中心に、物の流れ方が大きく変化しています。この数年の間に、物流業界のゲームチェンジの瞬間に立ち会えている実感があり、今後数年で更なる変化が起きることは間違いないでしょう。
天井ギリギリまでの高さ4m棚が、AGVにより持ち上げられ、作業者の元まで搬送され、巨大倉庫内で歩く作業が削減され、より少ない人数で大量の作業をスピーディに完了させられる「PopPick」が、国内で本格的に稼働開始されました。 主なメリット3つ: ① 在庫保管容量の最大化(天井までしっかり使える) ② 固定設備ではない為、物量の拡大・縮小に合わせて、調節できる柔軟性 ③ 圧倒的な作業スピード(作業員が追い付けないほど) 今回、特に注目したいのは、②の柔軟性です。クライ
国際物流展2023@東京ビックサイトで、新商品の「PopPick」と東芝TECさんとの共同開発のAGV専用のRFIDゲートの展示で大盛況、ありがとうございました。 この展示会には、中国北京、上海、香港など、様々な拠点から駆けつけてくれたグローバルチームと共に、日本市場に対して営業活動を行いました。参加してくれたみんなと、それをサポートしてくれているみんなが、ONEチームとなり、大成功という結果となりました。 東芝テックさんとのコラボ出展も、初の試みとなり、ここでもTECさ
注文の翌日に届くのが当たり前。楽天スーパーセール期間中に注文した商品が、1週間後に届くようなサイトは、2度と使わないという顧客は、セール期間中でも翌日に届くサイトに集中! ALPEN楽天ショップの商品は、24時間稼働のロボット倉庫からスピード配達される。その結果、店舗レビューは常に高評価、その中でも注文からお届けまでの満足度の高さが確認できる。 特に、商品での差別化が難しい、小売業態では、顧客購入体験の大きな割合を締める配送リードタイムは、売上に直結するKPIだ。これを裏
Forbes JAPAN BrandVoice 記事 (2023.6.30)https://forbesjapan.com/articles/detail/63984 弊社のクライアントでもり、パートナーでもある、DELL Technologies 様とのコラボレーションに至るまでのストーリーを記事にまとめてもらいました。 まだまだ、これから物流課題を解決していけるよう、全力で進んでいきます!
毎日のように、多くの見学者が自動化ソリューションの見学に来てくれています。ようやくコロナ前の需給環境に戻るどころか、それ以上のニーズの強さを感じています。 2024年の物流問題は、日々迫っており、それに対して投資できる企業が勝っていくイメージが、ソリューション提供側からは、しっかりと見えてきます。 動画は、PopPickという新製品です。大変ありがたいことに、日本国内では今年(2023年)8月から稼働現場が数ヶ所立ち上がる注文を頂いています。このPopPickは、AGVの
時に、独自開発された特有の技術は、人類にとって共有すべき重要なものであるとし、自動車業界全体にエアバッグの技術を提供した。という記事を読み、強く共感しました。 物流業界においても、エアバック同様に市場にとって重要な事は、自社だけのことを考えるのではなく、全体に対して価値を提供すべきだという事だと考えています。 現状、倉庫内で行われる物流作業にも、新しい技術やノウハウが持ち込まれ、ここ数年で加速的に状況が変化し、今後さらにそのスピードは加速することが確実です。そんな中、私は
倉庫の中で働く人の時給が30ドル=4000円(1月上旬レート1ドル=135円)、日本の首都圏エリアの時給相場は、1300円程度でしょうか?およそ、3倍のニューヨーク近郊の倉庫を視察してきました。 マンハッタンから車で20分程度の場所にある、こちらの倉庫では、所狭しと弊社のAGVが走り回っています。クライアントに、導入効果を聞いたところ、この時給単価の中、投資回収も2年程度と、大満足の様子でした。しかも、作業員の働きっぷりを見ても、明らかに日本のレベルよりも低く、急激な物価上
日本の物流施設とは異なる点が多く、天井は低く、狭いエリアでフル稼働しているAGVは、圧巻でした。 何よりも驚いた点は、倉庫内作業者の平均時給が30ドル、人件費が日本よりもかなり高いという点です。さらに、この時給でも作業者は日々の生活が苦しく、不況の中での急激な物価上昇を肌で感じることができました。倉庫内の自動化が急ピッチで進められ、当然ROIもかなり良いので、今後、米国でのAGVの利用拡大は確実です。