自分の声きくの、つら ~動画の音声について~
自分の声にかけるプロセッサーと設定を準備しています。
自分の声を聴くのってつらいけど、音声処理するためのプロセッサーを導入して色々弄っておりました。
PC内でかけられるソフトウェアも色々あるけど、取り回しを考えて極力リアル機材を使う方向に落ち着きました。
導入機材と信号の流れ
dbx 286s(マイクプリアンプ+プロセッサー、マイクプリ部分)
↓
dbx 266xs(2chコンプレッサー、channel ONE)
↓
SCV PFL52B(パラメトリックEQ)
↓
dbx 266xs(2chコンプレッサー、channel TWO)
↓
dbx 286s(インサーション後のコンプ、ディエッサー、エンハンサー等)
どんな処理したいか
期待する処理は、主にコンプで音量をバッツリ揃える・EQで周波数スペクトラムを整理する(ほぼカット)、です。
スマホとかで人が喋っている動画(Vに限らず)をみてると、音としてはちゃんと聴こえているのに関わらず、ちょっと音量あげないと内容理解するのに凄い集中力を要するのがある。
音量マックスまであげてもまだ聴き取りづらくて、広告が大音量で始まってギャー
そういうのをモニタースピーカーで聞いてみると、「音量差が大きい」「低音が多い/相対的に高音域が出てなくてモコモコしている」「部屋鳴りが大きい」といったもの。
これらを適切に処理すれば、聴き取りやすく広告の音声に負けない音量を出せるはず。
BGMやゲーム音声なども相対的に大きく鳴らせるはずでございます。
あと286sのプロセッサー部分にはエンハンサーというセクションがあって、低音域用では80Hzのブーストと250Hzのカットを同時に行い、高音域用にはエキサイターがついている。
音質を最終的に調整するのに大変よいです。
自分の声、ちょっと慣れてきた
自分の声を録りながらいろいろ設定いじってるうちに慣れてきた。
良い声では全然ないけれども、まあこんなもんだよなという気になってきた。
自作のBGMを一緒に鳴らしてみたところ
こつこつ自作しているBGMを試しに自分の声と一緒に鳴らしてみました。
もっと小さく鳴らす必要があると思っていたけど、曲によっては声からみて-8dBくらいでも話している内容が聴きとれる感じだった。
声をしっかり処理しているのもあるけど、ただ反面、BGM単体で作っているときは良い感じの音だと思っていたけど、声の後ろに低音量で鳴らすと低音ばっかり聴こえてくる。
メロよりリズムで成り立ってるようなテクノっぽい曲を作りがちだからだと思うけど、細かく入ってるパーカッションなどは全然聴こえてこない。
低音を下げつつ中~高音域を上げるようにミックスしなおす事を考えると、もうちょっと音量を下げる事になるだろう。
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