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鼻うがいを再開することにしました【コロナ後遺症日記2024/11/17】


そんなに調子が良くないのですが、ちょっと心境の変化があったので、ここ数日の記録を書いておこうと思います。
(とりあえず乱筆乱文でもすべて書き残します。後から、元気になったら書き直すかもです)

一昨日の木曜日は、週1のLong Covidクリニック主催のオンラインマインドフルネス講座。セルフコンパッションがテーマでした。10日前からのクラッシュがそろそろ抜けるかなあと言う感じで、身体が軽くなってきたのに、朝から講座を受けるのが気が乗らない気がしていました。
あれ?なんだかまたクラッシュ??と思いつつ、寝たままでカメラオフで講座を受けていました。セルフコンパッションとは(また後日シェアしますね)、を色々勉強して、その後、自分がセルフコンパッションを大事と感じた瞬間をそれぞれシェアしましょうと言う段になり、私がシェアしたことは。
最初にLong Covidクリニックのメンタルヘルスの回に出たときのこと。以前、Noteでも書いたことです。

『今日の話は、自分が初めてメンタルヘルスの会に参加したときを思い出します。

自分はいつも辛い時にでもポジティブに困難に立ち向かうように気持ちを切り替えるのが得意だし、今も、心から3年間病気療養して、今の自分に成長としたと思ってはいる。

でも、たまに、自分の感情を無視して、無理やりポジティブな気持ちを強く持つようにに切り替えをしてしまうクセがあって、それは良くないということがわかりました。

コロナ後遺症になってからも、ずっと前向きに頑張っていたんだけれど、初めてのワークショップのときに、自分が病気になって、ずっととても辛かったこと、今までできたことができなくなって、悲しかったこと。

その感情を見ないように心の底にずっと押し隠していたことがわかって、初めて涙を流して泣きました。泣いた後にすごくスッキリして、また頑張ろうと思えたのを今でも思い出します

今日の勉強で新ためて、ポジティブになりすぎないように、まずは自分の感情のすべてに寄り添うことが大事だと思い出しました』

とシェアしながら、自分でもビックリしたことに、またブワッと涙が押し寄せて、泣いていました。

それで初めて、自分がいつもの悪い癖で、また辛い自分の気持を無視していたことが分かりました。朝からの嫌な気持ちは…。

オンラインリハに参加できるほど元気になって嬉しいと思っていたのに、やっぱりクラッシュしてしまった事実を前に…
もっと元気になりたくて出てるリハなのに、それによって、疲れ切って、クラッシュしてしまうという皮肉.…
まだ回復したと言ってもまだまだペーシングをしていかないと簡単にクラッシュしてしまう現実..…
それらを自覚させられたことが悲しかったんだと…そんな気持ちを見ないように、というか自覚しないようにしていたことが、涙を流して、突然自分で分かりました。むしろ、泣いて初めて自分で自覚できました。
本当、そんなことを自分が思っていたなんて!全然、考えてもいませんでした。
でも、一度しっかりと自覚すると。心のどこかにうっすら確かにあったことが分かります。それを見てしまうと悲しくなるって分かっているからこそ、見ないようにしていた。いつもの悪い癖が出ていたことも。

だからこそ、またその現実を見なくてはいけないかもしれなくなる、リハに出たくないなあって朝、思っていたんだなあと改めて自分がより深く理解できました。

ちょうど、この日のコンパッションの会でも勉強したことが、きちんと自分の辛さを認識、自覚することで、客観的に自分の病気を評価できるようになるから、改めてそのつらい状況により適切な対処ができるようになるということ。

朝、リハの前には、病気でできないことより、こうやってリハが受けられるまでに回復したことを喜ぼう。だから今日も頑張ってベッドの中で寝たままだとしても受けるぞーと自分を励まして、少し無理してでもベッドの中で受けていた訳でしたが、みんなの前で涙を流して、なぐさめてもらって...自分の悔しさ、悲しさを一度自分でもしっかりと見つめて、自分自身をハグして上げた気分になったら、をやっぱり細胞治療で回復したといっても、まだまだ元の状態までは、まだまだなんだ!と認識も新たに、よーし、また今日から頑張ろう!と、どうせ疲れてベッドの上にいるなら、久しぶりにネット検索くらいならできるかもと前向きな気分になりました。

それで、久しぶりに、ネットで慢性疲労症候群やコロナ後遺症で検索をかけたり、いろいろな方の闘病記をざっと見ていたら。。。。 気になる闘病記が…。(ざっと見ていて、サイトの記録をするのを忘れてしまったのですが)扁桃腺摘出をして、長年患われた慢性疲労症候群から回復して、社会復帰されたという...

ここで、もしかして私にもこれはいいかも!!と思いつき、医学論文も色々調べたうえで、やっぱり専門家の意見を!と信頼のおける昔一緒に働いたこともある耳鼻科医の先生お二人にアドバイスを求める以下の連絡をしました。

S先生、ご無沙汰しています。(なんと、ふたりとも頭文字S。。。)

他の先生に聞いてらっしゃるかどうかわからないのですが、実は3年前よりコロナ後遺症でお仕事お休み中です。今日はちょっとお伺いしたことがあり、ご連絡させていただきました。

コロナ後遺症については、慢性上咽頭炎の関与が疑われており、EAT療法を勧められたので、私自身も、当初所見があったため、所見がなくなるまでEAT療法を行いました。それ以外は現在エビデンスのある治療法は医学的にはまだ研究途上のことで、漢方及び鍼などに継続的にお世話になっています。
今年に入り、脂肪幹細胞移植を勧められて、3回ほど施行、少しずつ改善をしていますが、依然日常生活のほとんどを臥床で過ごす生活です。

この程、慢性疲労症候群、コロナ後遺症の方の闘病記を見ていて、長年闘病している方で、慢性扁桃炎の扁桃腺摘出で症状が改善した方の記事を読み、自分に対してもこれなら効果があるかもしれないと思い、先生にメッセージしてみました。

私自身、幼少時より扁桃腺が腫れて、食べ物が飲み込めなくなるほどの炎症に至ることが頻繁にありました。3年前にコロナ罹患時にも、当初、扁桃周囲膿瘍になったのではないかと思うほどの、喉の激痛と、顎下及び、首のリンパ節が腫れで、つばを飲み込むことはおろか、水も3日間飲めない、呼吸困難になりました。

その後、喉の痛み、リンパ節腫脹は少しずつ改善しつつも、右頸部に関しては、現在に至るまで、扁桃部の痛み及びリンパ節の腫脹が残存しています。また、最近までコロナ後遺症のクラッシュやPEMなどの症状の増悪時には、リンパ節の腫脹や喉の痛みも前駆症状として増悪していたように思うのです。

現在言われている仮説通り、慢性疲労症候群(コロナ後遺症)が、なんらかの体内の慢性炎症によるものだとしたら、一つの可能性として、最初のウィルス侵入経路である咽頭の関与として、慢性扁桃炎の治療や扁桃摘出をするのは医学的にも妥当な考えなのではないかと思った次第です。
お時間あるときにでも、先生のお考えをお聞かせいただければ嬉しいです。

それに対して、早速お二人の先生からのお返事がキターー!
(やっぱり持つべきものはできる臨床医の知り合い。こういうできる信頼のおける先生ほど、お返事が早い!)
お二人のお返事をまとめると…。

- 扁桃摘出と免疫との関連が古くから言われて、過去には様々な内科的な治療として行われていたものの、現在では廃れてきて、主流の治療でなくなっているのが現状と認識(EAT療法も実は同じような流れのものが、Covidで再び脚光を浴びている状態)お二人共、専門でないので、知り合いで少しでも専門にしている人がいないか探すと同時に、様々な知見を調べて見てくださるとのこと。

- 慢性扁桃炎を疑うのであれば、いきなり外科治療(手術で摘出)でなく、
生理食塩水による鼻洗浄、就寝時マスクによる乾燥予防、うがい液の使用から始めるのはいかがでしょうか。

EAT療法で、慢性上咽頭炎の所見がなくなってから、鼻うがいをやめていましたが、これなら、カナダでも、そしてすぐにでもできる!!というわけで、早速お返事が来た昨日から、

昨日から
鼻うがい、以前に買ってあって使っていなかったミサトールリノローション、うがい薬によるうがい、手元にあったヴィックスヴェポラップの塗布を1日2回朝晩で始めることにしました。

ヴィックスヴェポラップの塗布については、耳鼻科の先生のお勧めではありません。ただ、日頃からすぐに扁桃腺が腫れてしまう自分の経験では、ヴィックスヴェポラップの塗布は、喉の痛みを和らげるのに、明らかに私には効果があるんです。エビデンスがあろうとなかろうと、自分で効果があるものはそれでOKと思いつつ、今回気になって、エビデンスを調べたら、これについてもなんとあったーー!

米でヴィックスヴェポラッブのRCTで、ワセリンとの対照試験をやって、ヴィックスヴェポラップの有効性が証明されているとのこと。

(おおぐちこどもクリニックの以下のサイトより抜粋)


大正製薬のHPより

私流は、吸入作用がより強くなるように鼻の下に塗布するとより効果が出やすい気がしていますが、この製薬会社の塗り方以外の使い方になるので、真似してみたい方は、ご自身の責任と判断でやってみてください(目に入りやすいのでご注意!)

というわけで、泣いて、気分をリフレッシュしたら、新たにコロナ後遺症に対処する元気が出て、やってみることにしました。

さてさて、どうかな。
まあ、今回始めたものは、Covidやインフルが流行るこれからの季節。これらの感染防御にも効果があるから、どちらにしろやることにメリットがありまくりで、これでコロナ後遺症にも効果があったら、一石二鳥!

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