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161.サハラ砂漠とSTAR WARS。タタウィン地方を巡る旅

(映画でも使われた、ベルベル人の居宅)

ツアーを利用して、チュニジア南部のタタウィン地方を巡りました。

ジェルバ島を含めた南部の一帯はサハラ砂漠に含まれており、雨が少なく住むには厳しい気候です。

その為、居住エリアは限定的で、残りは圧倒的な大自然が広がります。
道中で立ち寄ったザルジスの塩湖も、見渡す限りの塩で壮観でした。

塩湖(水分は干上がり塩のみ)

乾いた大地に点在する集落と、昔ながらの生活を続ける人々を見ると、アフリカに抱いていたイメージに近いものを感じます。

オアシスの周囲のみ集落が存在

この地域には、昔からベルベル人が移動と定住を繰り返していました。
彼らはチュニジア人として暮らしながらも、独自の言語と文化を保持しています。

ベルベル人の集落であるシェニーニでは、外敵から身を守る為に高台に造られた旧村を歩くことができます。

シェニーニの旧村

タタウィンの北部にあるクサール・ハダダは、映画『STAR WARS』の撮影地としても有名です。
(映画でも「タトウィン星」として名前が残ります)

ホテルの入口

ベルベル人の伝統的な住居は、今はホテルとして一部が使用されています。

洞穴の中は快適?

このように、内部は改装され電気もあります。
…が、防音性が皆無で周囲には何もなく、それでいて宿泊は高いので、本当に映画が好きな人向けと思われます。

全般として、また違ったチュニジアの顔が見られて満足なツアーでした。

今回は日帰りで行きましたが、タタウィン地方では、砂漠に泊まり大自然の夜空と朝焼けを堪能する、ラクダに乗ると言った体験もできます。

が、地元民が勝手にガイドしてチップを要求する、ラクダに乗るだけで40€以上取られるなどの観光地トラブルも良くあるので、利用にはご注意下さい。
私もカフェで微ぼったくりに遭いました😞

加えて、リビアとの国境付近は外務省の危険レベルも上がっているので、事前に安全情報の確認を必ずしておきましょう。

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