![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134820729/rectangle_large_type_2_44eb964135d3a760d9382cd737a58e3c.jpeg?width=1200)
特別号 福島 2 ー 富 岡 ー
2024.03.23(土)
富岡は負けん!
2011年8月9日「富岡は負けん!」と書かれた横断幕が、町で目立つ場所、国道6号沿いの「月の下交差点」の歩道橋に掲げられました。最初は、警察から撤去を求められたそうです。住民の方々も、必ずしも最初からこの横断幕に対して、肯定的ではありませんでした。
しかし、掲げた男性は、この横断幕の存在の重要性を確信されていたのでしょう。そのまま掲げていると、肯定派の住民や職員が増えていき、「取れかけていたから、治しておいたよ。」という方も現れ、復興へのシンボルとなっていきました。
また、掲げられた横断幕が、NTT東日本のライブカメラで映される場所だったため、各地の避難先で暮らす離れた町民への力強いメッセージとなりました。このメッセージを入れたタオルも発売されています。
富岡は負けません!
![「富岡は負けん!」横断幕 (レプリカ)です。「とみおかアーカイブ・ミュージアム」にて撮影しました。](https://assets.st-note.com/img/1711170823838-N1Tz5N8rHp.jpg?width=1200)
とみおかアーカイブ・ミュージアムにて
ろうそく岩
![ろうそく岩のあった場所の写真です。](https://assets.st-note.com/img/1711096939089-Ug7O9ldZ1y.jpg?width=1200)
富岡沿岸のシンボルであったろうそく岩ですが、東日本大震災により崩落してしまいました。
土台となる岩石は残りました。
東京電力廃炉資料館
![東京電力廃炉資料館の写真です。](https://assets.st-note.com/img/1711008542554-32rbPF4UIV.jpg?width=1200)
資料館へ伺って、映像などを拝見すると、時間が巻き戻されたかのように、まざまざと当時の状況が憶い出されました。
事故が未然に防げたのであれば、もちろんそれが良かったのですが、そもそも原子力発電所に関して、東京電力だけではなくて、一人一人が、もちろん私自身も、反省しなければならないと思いました。
そして廃炉をするにしても、とても大変な状況があるにもかかわらず、現在も稼働している原子力発電所を有する日本で、その恩恵に預かり、生活している一人として、どうしたらいいのだろうと、真剣に悩まなければならないのだと痛感いたしました。
皆様は、どのように考えていらっしゃいますか。
東京電力廃炉資料館は、2018年11月30日に開館された資料館。
今年2024年4月1日から、見学の方法が変わるそうです。
これまでと同様に、事前予約をし当日は案内ガイドさんによるツアー方式(一時間)が基本ですが、日曜日と祝日は、自由に見学ができるようになりました。
詳細は以下のHPをご覧ください。
私は、午前中の90分のコースを予約しました。(4/1からは90分コースはありません。) 動画の拝見も含めての時間ですので、しっかり見学されたい場合は、日曜日か祝日に行かれた方が、よろしいかと思います。
![燃料デブリの取り出し方法にロボットの導入が検討されています。](https://assets.st-note.com/img/1711008616372-BmtJYbIlHI.jpg?width=1200)
各ロボット
廃炉に向けたロードマップ
長い道のりです。デブリの問題は、とても厄介です。実際に作業をされている方々のご苦労は、凄まじいものだと思います。
ご安全に!
![「廃炉へのあゆみ」の説明パネルの写真です。](https://assets.st-note.com/img/1711016492648-DBrrxDKYXP.jpg?width=1200)
https://www.tepco.co.jp/decommission/project/roadmap/
![原子力発電所を真上から撮影した動画の複写です。](https://assets.st-note.com/img/1711093511056-BbfNde5i1y.jpg?width=1200)
上空からの撮影動画を複写
https://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/outline/2_11-j.html
さくらモール とみおか
![](https://assets.st-note.com/img/1711166881414-84KOcGMCsl.jpg?width=1200)
スーパーマーケット、郵便ポスト、ATM、コインランドリー、ドラッグストアー、100円ショップ、
そして、地元の方々に愛されている飲食店があります。
生活に欠かせないものがこちらに。
快適な休憩スペースもありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711166898616-Ss3hpSaiOx.jpg?width=1200)
ホームセンター
夜ノ森
もうすぐ桜の季節ですね。今年も変わらず、素晴らしい花を咲かせてくれるのでしょうね。
![夜ノ森にある桜トンネルの写真です。2月なので花は咲いていませんが、見事な桜並木です。](https://assets.st-note.com/img/1711168391649-idhBlRbKie.jpg?width=1200)
夜ノ森 桜トンネル
富岡町の誇りの桜のトンネル。樹齢約100年の木も多く、始まりは明治時代の植樹に由来。福島県を代表する桜の名所で、全長2.2㎞にわたり420本が植えられ、多くの観桜客を魅了しています。
東日本大震災と原発事故で長い間、帰還困難区域になっていましたが、2022年1月、立入規制の一部緩和により、同年春に全長2.2㎞全ての観桜が可能になりました。
夜間のライトアップも幻想的な美しさです。
https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=7250
![](https://assets.st-note.com/img/1711177369148-peNmRonKKt.jpg?width=1200)
富岡産『天のつぶ』100%の米粉で作られたバウムクーヘン
https://www.yonomori-baum.com/
とみおかアーカイブ・ミュージアム
![](https://assets.st-note.com/img/1711169875763-V3Ez6D29wo.jpg?width=1200)
とみおかアーカイブ・ミュージアムとは
富岡町で受け継がれてきた地域資料や、東日本大震災と原発災害で生じた震災遺産を収蔵・展示しています。
館の目標は「複合災害を地域の歴史に位置づける」。
地域で長い時間をかけて積み重ねられてきた日常が覚悟なく奪われた事実を町・町民の目線で伝え、「あの日」を境に起きた地域の変化を紹介しています。
・東日本大震災と原発事故の影響拡大による原子力災害の風化防止と経験の発信・継承
・富岡町の歴史・文化・地域性を伝える資料・情報の記録・保存と継承
https://www.manamori.jp/museum/
子安観音
![](https://assets.st-note.com/img/1711184210391-aOlRDLfZYl.jpg?width=1200)
子安観音堂は創建が806年から810年で、奈良時代から平安時代前期にかけての法相宗の僧である徳一(とくいつ)開山と伝わります。
小浜岬の岩頭にあるこちらのお堂には、春分の日や秋分の日に、お祭りが催され、地元の人々でにぎわいを見せていました。また、安産のご利益があることから、全国からも参拝者が訪れていました。
津波によって被災した子安観音像は、旧相馬女子高校へ移送され、まほろん仮保管施設での保管を経て、2021年末、九年半ぶりに、富岡町へ帰ってきました。
漆や金箔が剥がれて落ちつつあり、昭和もしくは平成に打ちつけられた釘が錆びてきているそうです。
これからも多くのお子さんを守られることでしょう。
麓山(はやま)の火祭り 2024年8月15日 開催予定
![富岡第二中学校による麓山(はやま)神社の火祭りの絵が高架橋の壁に描かれていました。](https://assets.st-note.com/img/1711176354394-133PvqeuDf.jpg?width=1200)
常磐線 高架橋
2011年から2017年まで震災の影響で中止になっていたお祭りが、2018年に再開されました。しかし、2020年には新型コロナウイルス感染症拡大のため、再度、中止。
昨年の2023年、四年ぶりに奉納されました。今年も開催予定です。
麓山の火祭り
「麓山の火祭り」は400年以上続くとされている伝統行事で、富岡町上手岡地区の麓山神社で毎年8月15日に行われています。
白褌姿の若者が境内に集まり、自らの手で作り上げた長さ2~3m、重さ30~40kgの松明に火を灯し「千灯(せんどう)、千灯」の掛け声とともに頂上を目指して駆け上がります。
頂上では万歳三唱をした後また一気に駆け下り、その後、境内を三十三周し、万歳三唱を行い盆踊りへと移行します。
豊作や家内安全を祈願する麓山の火祭りは福島県の重要無形民俗文化財にも指定されています。
麓山神社
麓山神社は、標高220mの”麓山”のふもとにあります。本来は、この山自体が信仰の対象としての「ハヤマ」であり、ここに「麓山祇命(つみのみこと)」を祠ったものです。
この「ハヤマ信仰」は、古く縄文、弥生時代頃からあったといわれています。その当時は、樹木、岩石その他諸々の物に霊があると信じれれ、天才病魔から逃れるために信仰が生まれたものですが、「ハヤマ信仰」もこのような形で、巨石木、高い山の頂に神の霊が宿るとして生まれた「原始信仰」です。
そして、里に近い姿(山容)の美しい山を神の住む山として信仰していたといわれています。
麓山神社は1833年に野火のために火災にあい、記録が全部灰になってしまったといわれていますが、遠い昔から、夏は”田の神”となり、冬は”山の神”となって手岡の人々の生活を見守ってきました。
お知らせ 相馬野馬追 2024年5月25日から27日まで開催予定
相馬野馬追 (*南相馬市)
2024年度から日程が変更になっています。
5月最終週の土日月。今年は、5月25日(土)から27日(月)まで。
5月26日(日)の馬場内入場証の販売受付は、3月27日(水)まで。その後、抽選にて当落の結果がお知らせされます。詳細は以下からご覧ください。https://soma-nomaoi.jp/tickets/
相馬野馬追は、福島県の相馬地方で3日間にわたって行われる祭典で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 約400騎の騎馬武者が甲冑をまとい、太刀を帯し、先祖伝来の旗指物を風になびかせながらの威風堂々にして豪華絢爛な時代絵巻を繰り広げる様子は、まさに天下無比。
#富岡町の梅
#富岡は負けん ! #福島 #富岡町
#ろうそく岩
#さくらモールとみおか #ダイユーエイト #CanDo #ツルハドラッグ
#ヨークベニマル #セブン銀行ATM #郵便ポスト
#ウオッシュキャンプ #セブン銀行ATM
#浜鶏_はまど〜り #さくら屋 #いろは家
#夜ノ森 #バウムハウスヨノモリ #天のつぶ #バウムクーヘン