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レンズ比較★どれも同じに見えますか?

今回はソニーα7RV(有効約6100万画素)を使用して3本のレンズ比較をしていきます。

厳密なものでは無いので気楽に見てくださいね。
今回使用した機材はこちらです。

画面左から
FE 24-70mm F2.8 GM II
FE 50mm F1.2 GM
APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II VM

こうして並べるとライカMマウントのレンズの小ささよ。
GMレンズも他のマウントのレンズと比較するとかなり小さいのですよ。それでもこの差。

どの程度違うのかという好奇心から

50mm対決です。24-70に関しては50mmの目盛りに合わせて撮影しました。

ライカMマウントのアポランターはマウントアダプターを介してソニーα7RVに装着。
VM-E Close Focus Adapter II

本レンズは当社のマウントアダプターを介してソニー E マウント、富士フイルム X マウント、ニコン Z マウントのデジ タルカメラに装着することが可能ですが、M マウントカメラ用センサーに最適化していることから、これらのカメラで は本来の光学性能は発揮できませんのでご注意ください。

コシナ公式WEBサイトより

「発揮できない」って言われると、どの程度なのか気になっちゃう。果たして見てわかるのか?

レンズ補正は全OFFです。なんかカッケー

独断と偏見で絞りはF5.6。
ISO 100、SS 1/800に全て固定しました。

それでは①〜④にアップしていきます。

全景はこんな感じ。東京湾に浮かぶ無人島「猿島」を他所に、ピントをコーラに合わせて準備完了。

三分割した画面はレンズ毎に固定していますので、ぜひ当ててみて下さいね。

① 分からない…ですよね

Eマウントの横綱、50GM F1.2と比較してどれも見分けが付きません。みんなすごいバチピン。
24-70はGM2と言えどズームです。アポランはあんなに小さいのにヤバい。といった感想。
(画像をタップorクリックすると拡大表示されるハズですよ)

② 一個は分かった。

「発揮できない」とはこういうことなのでしょうか。確かにそんな感じがします。収差出まくりってやつですね。でも良く頑張った。

③ もしかしたら全部分かったかも。

画面端でも平然と解像している人がいます。そいつが50GMに違いない。ということは残りが2470だ!(犯人はこの中に居る!)ヒント:手前の石段

④ これは逆に分からない。

今回はボケに関してそれ程差が出ない状況だったかと。
また違ったシュチュエーションで試してみたいです。

結果発表

  • 左…FE 50mm F1.2 GM(スゴイで賞)

  • 中央…APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II VM(本当の力を見てみたいで賞)

  • 右…FE 24-70mm F2.8 GM II(こういう人が実はモテるで賞)

皆さん見破れたでしょうか。
ここで気になってくるのがライカM11(α7RVと同じセンサー)にアポランを付けたとき。50GMと同等以上いくのでしょうか。
mapcameraさんの作例がエゲツナイので貼っておきますね。M11欲しくなるわ…。見ちゃいかんやつかも。
https://news.mapcamera.com/k4l/voigtlanderapolanthar50mmf35vm/


マウントによってセンサーガラスの厚さが違うという事実。

比較的新しい機種ですとライカMは1mm以下、ソニーEは2mm程度あるそうです。なのでコシナさんの言う通り光学設計がマウント毎に異なるわけですよね。
ライカM用のレンズをソニーEにつけると、設計の想定と実際の光の屈折が変わるので、光がより鋭角に入る周辺部にいくに従って収差が出てくるというのが私の理解です。反対に中央付近は直線的に光が入ってくるのでさほど影響が無いのかと思います。間違っていたらごめんなさい。

FE 50mm F1.2 GM / SONY ILCE-7RM5
SS: 1/6400  F: 1.2  ISO: 100
横須賀市「海の公園」より

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また何か書くと思うので見に来てくださいね。


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