鬼滅の刃の映画を見て、「お前誰だよ」とツッコむ
ネタバレです。
ネタバレ嫌いな人は、見ないでください。
鬼滅の刃の無限列車編を見てきました。あまりにも一世を風靡しているので見に行ったのですが、最後はポカーン。「誰?お前?」っとツッコむことになりました。
感動した人や、もう一度見たいと仰っていた方々にはすみません。
私は、鬼滅の刃は、アニメを見て面白いと思ったクチですので、あえて原作は読んでおりません。あのアニメは、家族を殺されて、妹を鬼にされても健気に頑張っている炭治郎が、妹を守り、必死に頑張る物語です。
それを視聴者は、「がんばれ炭治郎、がんばれ」と応援するのが醍醐味なのだと推察します。私自身もアニメの中でも、「俺はよくやってきた。俺はできるやつだ!」と言っているシーンで、「いや、ほんと頑張ってるよ、お前」と思って視聴しておりました。
なので、当然、映画も炭治郎を応援するのものだと思って見ていたわけです。そう考えると、映画も途中まではとても良いストーリーです。
夢の中に落ちた炭治郎。
心地の良い、家族に囲まれた平和な夢の中で、いつまでもここにいたいと思うにも関わらず、歯を食いしばって辛い現実世界に戻り、己の家族を侮辱した下弦の壱の変態鬼をぶっ飛ばす。
全然、文句はありません。主人公は炭治郎。熱くなって一生懸命応援してました。
ここまでは、良かったんです。問題は、その後です。
な〜んの前触れもなく突然現れたチャラい鬼(上限の参)が、今までずーーーっと超脇役だった煉獄さんと主役のようにドカバキと戦い、煉獄さんは悲劇の主人公の如くやられて、上弦の鬼は、太陽が出て来たからとバタバタと逃げていき、幕を閉じる。
エンディングロールも見てみると、主人公はまるで煉獄さんと言わんばかりになっています。
はっきり言って、突如現れた上限の参に対して「お前誰だよ。」とツッコみましたし、挙句、太陽が出て来たからとバタバタ逃げて行った時には、「お前ほんと何しに来たの?このストーリーにお前のシーンいる?」っと思ってしまいました。
原作があるので仕方のないこととは言え、映画のストーリーとしてはいかがなものか。当て馬状態の変態鬼(下弦の壱)と炭治郎に同情すら覚えてしまいました。
おいチャラ鬼!せめて伏線ぐらいはってから出てこいよ。ストーリーとして全然まとまってない。お前のせいで、めちゃくちゃだ...