廣橋猛

緩和医療専門医(2020年認定)、 病院と在宅の二刀流で緩和ケアを実践する医師。東京・…

廣橋猛

緩和医療専門医(2020年認定)、 病院と在宅の二刀流で緩和ケアを実践する医師。東京・浅草で切れ目なく緩和ケアを受けられる地域作り。 執筆や講演などを通じて、終末期医療について一般の方でもわかりやすく発信する活動。

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私がテレビ電話面会を広めるクラウドファンディングを行った本当の理由 〜永寿総合病院の院内感染の経験から〜

皆さん、こんにちは。 だいぶサボっていたnoteですが、不定期ですがどうにか再開します。報道などでご存知の方も多いと思いますが、私の勤務する永寿総合病院で新型コロナウイルスの院内感染が発生し、慌ただしく過ごしていたため、記事を書く余裕がなかったのです。今回、多少は落ち着いてきたこのタイミングで、院内感染の経験を踏まえて、私がこの3ヶ月にわたって行ってきた活動について書かせていただきます。 2020年1〜2月、都内では次第に新型コロナウイルス感染患者が増えていることが報じられ

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      2020年 元旦。 皆さま、新年あけましておめでとうございます。 この記事が私の初noteとなります。 はじめましての方がいらっしゃるかもしれないので、簡単に自己紹介。 自己紹介私は東京の上野・浅草で緩和ケア医として勤務しています。病院の中では緩和ケア外来・緩和ケアチーム・緩和ケア病棟にて診療しながら、近隣の在宅療養支援診療所から訪問診療(往診)を行うスタイル。 普通、医師は病院の中で働くか、在宅医療に関わるか、そのどちらか片方ということが多いのです。ですが、私は病院で診

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