歯科医との付き合い
歯科に通院して丸2年になる。引っ越す前から、近所の歯科に通っていた。
基本的には2か月に一度のクリーニングなのだが、2年の間に部分入れ歯を
作ったり、銀歯の詰め物がとれて入れ直したりと、ときどきアクシデントが
起きる。
そしてクリーニングの際にいわれることが、
「う~ん、よく磨けていませんね。特に奥歯のところ」という言葉だ。
クリーニングで削られている間は、
「私は今、世界一腕の良い歯科医にかかっているのだ」と
念じるようにしている。
でなければ鼻呼吸を意識したり、般若心経を心の中で唱えたり。
とにかく、つばを飲みたくなるのをがまんする。
クリーニングなので、治療と違って「終わり」ということがない。
私は一生、歯科に行くのか、と思う。
いっときは洗面所にタイマーを置いて、歯を磨くときに3分間
測るようにしていたのだが、タイマーがこわれたのを機に、
測るのをやめてしまった。
今日はコンビニで買ってきたゴム製の歯間ブラシを使おうか。
私の義母は95歳だが、入れ歯が1本もない。
義姉は70歳で、総入れ歯だ。
果たして、私はどちらにころぶか。
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