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昔はどんな子ども 『書く習慣』#1ヶ月チャレンジ Day5

5日目のテーマは「昔はどんな子どもだったのか」である。

「子ども」といっても、どの時代を切り取るかによって、
大きく変わってくる。

あえて「高校生時代」を選ぶ。

当時、勉強ができる子どもだった。

国語(現代国語、古文)、算数(数学)、
理科(物理、化学、生物、地学)、社会(日本史、世界史、
政治経済)いずれも5段階評価で5だった。

ただし運動神経は悪く、体育の成績は2。

旺文社の『高一時代』などの雑誌を読むのが好きだった。

その雑誌に載っている、「中間・期末テストには
このような計画を立てよう」という記事を読んで、

勉強の計画を立てるのを好んでいた。

そして計画どおり勉強した。

クラスで、テストの結果が発表される。

そして1位を取った人の名前が掲載されるのだが、
どの科目でも自分の名前が出た。

思春期というのは複雑ですね。

この、「全部の科目で1位」というのがいやだった。

いつも追われる立場。いつか追う立場になってみたいと
思った。

そして高2の3学期。なかでも得意な数学のテスト。

答えの半分を答案用紙に書き、残りの答えを答案用紙の
裏に書いた。結果は52点。

1位から名前が消えた。

なんてバカなことをしたんだろう、と自分でも思う。

先日、高校時代のクラス会の案内が来た。

行きたいのはやまやまだが、こちらは頻尿を抱えている。

涙を飲んで欠席の連絡をした。

62歳になりました。よろしければサポートお願いいたします。創作の活動費にあてたいと思います。