判断すべき材料の歪み(断片的な情報での危うい判断)東京知事選をへて
東京都知事選をきっかけに気づいたこと
日本滞在のタイミングで、「東京都知事選」がありました。
とても危ういと思った事、一人でも伝わると嬉しいなということで書いてみます。
「判断すべき材料の歪み」(断片的な情報での危うい判断)
真っ先にこの課題
「判断すべき材料の歪み」(断片的な情報での危うい判断)
が頭に浮かびました。
特にネット上での誰かの発言、流れてくるXのツイート、切りとらえた、断片的な映像であり、コメントばかりでした。
その「断片で判断」は非常に恐ろしい。
その断片の内容で思ったことと、
そうでないもの(その前後の内容も合わさったもの)では、
180°印象が違うが当たり前に起こっているのです。
それぞれの立場の
それぞれの人が、
それぞれの意図を持って、発信している断片。
人にインパクトを与えるには、どの言葉の断片。
面白いだけの言葉や映像の断片。
対抗馬に牽制の意図のある断片。
応援者にとって都合の良い断片。
人は、簡単に理解しやすいものを好み、
「ながら活動」(例:仕事しながら、音楽を聴きながら、他人と話しながら)最中に、、断片を受け取り、判断している。
マーケティングの餌食である。
忍耐力がなくなっている我々は、
切り取られた断片、都合よく要約された内容に感謝して、
それを受け取って判断している。
これによって、判断の歪みは間違えなく拡大されている。
気づかなくてはならない。
今回でいえば、Xで流れてくるツイートやコメントは、ほぼネガティブな(歪曲された)印象で私を揺さぶる内容だと言わざるを得ない。
選挙でなくても、
その当人の言葉を大事にしたい。
切り取られた断片でなく、
誰かのバイアス、フィルターを通したものではなく、
その人自身の表情、声、トーン、言葉そのもの、態度、空間。
いろんなものに揺さぶられない心と、社会の仕組みを知らないと間違った判断をしかねない。
ただただ思いを綴った今回の投稿ですが、
私自身、どうやって社会を見て、自分を失わず、歩んで、生きていけるのか、また書いてみたい。
今回の選挙ではその断片をなんとか繋ぎ合わせてなんとか決断には繋がった。(選挙権はさておき)
自分が大切にしているのは、「誠実さ」なんだ、と自分の価値観にも気づいたそんな東京都知事選でした。
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