![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75046369/rectangle_large_type_2_d37fd65db08582bc1e4d072370273ab5.jpg?width=1200)
不安を植え付けるのはやめましょう(2止)
不安は、すべてのネガティブ感情の大元とも言えるものです。心配も、恐れも、悲しさも、不安の一種であり、不安が変化したものです。
(1)でご紹介した腎不全の女性のように、不安は人の感情、思考に固着しやすく、拡大しやすいものです。
その女性には、肯定的自己陳述法によって、次の3つの言葉を4回ずつ唱えてもらって新しい思考、感情の上書きを行いました。
「私は、不安や恐れは現実には存在していないことを知っています」
「私は、私自身を許し、私自身を受け入れます」
「私は、私が安全で安心であることを知っています」
そして、「ありがとう」という言葉が、日本語の中で最も力とエネルギーが強いことを説明し、女性の体が頑張ってくれていることに「ありがとう」と伝えること、不安や恐れが心に浮かび上がってきたら無心に「ありがとう」と言うようにアドバイスしました。
当たり前ですが、心と体はつながっています。心が不安に苛まれると、体もダメージを受けます。
言葉の上書きや「ありがとう」の発声によって、女性の思考、感情、行動が変わっていくことを期待しています。 (終わり)