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グラスマン数とは?

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#事物

複数の事物間での差異

さて、「複数の事物の間で差異がいくつあるか」と考える。そうすると、一つの事物に幾つの差異が許されるか、と考えなければならなくなる、というところまできた。これはケース・バイ・ケースである。1の場合もあるし1,386,458 の場合もある。よってこのことはそうとして、「複数の事物の間で差異がいくつあるか」であるが、これについては考えなければならない。「複数の事物」を1、2、3・・・n、n+1、・・・と

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差異がプラス、同一性がマイナス

そこで、差異がプラス、同一性がマイナスという価値観があったとしての話だが(それは現に、一部の間にある)、マイナスの価値観というものはないので、それらの価値の、正の領域での上下を問うことになる。そこでの比較は、正の領域、負の領域での比較ではなく、正の領域での上下関係における比較だろう。こうして差異と同一性との数量的(数値的)な比較を試みる準備の一端が整った。あとは、何に関する数量(数値)を問題にする

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「同一性」と「異なる事物」

天下り式だが、コトバンク によると、同一性は、
同一性
1 異なる事物が、その性質から見ると区別できないこと。
2 事物が時や場所を越えてそれ自身に同じであること。自己同一性。主体性。
とある。先ず1。「異なる事物」である。それが区別できないこと。(その性質から見ると)。一つの事物、でなく、異なる事物、であるところに、通常の感覚とのギャップを感じる。それが「区別できないこと」。ここで一応納得する

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