10/5アロマヨガ「ペパーミントの魔法」@ヨガプラス自由が丘
10月になって気温が30度を越えるとはびっくりです。2度目の夏がやってきたのか、冷房を入れてしまいました。気象の変化が激しい毎日です。
写真はペパーミント。リフレッシュ系ハーブの代表です。ペパーミントはこのように植木鉢で育てるのがおすすめです。ペパーミントは種子で育ちますが、旺盛な増殖力は地下茎にあります。雑草以上の生命力で地下茎で広がり、他の植物を閉め出し、あっという間に花壇を埋め尽くします。
ペパーミントのスピード感のあるエネルギーは、私たちが感じている刺激の即効性にも現れています。誰もが、一瞬で目が冷めるようなスッキリとしたクールな爽やかさを感じます。
では、このペパーミントがもたらす実際には存在しない涼しさの感覚は、一体どのようなものなのでしょうか。
ペパーミントが私たちの心身に及ぼす作用は、実は加温作用です。消化不良や消化器系の不調を改善する作用も、ペパーミントが消化管を温めることで、胃の痙攣をほぐし、消化を高めています。解熱作用も、加温効果により発汗を促し、自然な形で熱を下げています。
私たちが肌で感じている涼しさは、ペパーミント精油が冷神経を選択して刺激しているために、私たちは主観的にそう感じているに過ぎないのだそうです。これが加温作用を持つペパーミントの逆説的な冷却作用なのです。皮膚への刺激はパワフルなので、温かい浴槽に規定量を超え大量にペパーミント精油を入れて浸かると、震えがくるほど寒さを感じるのだそうです。
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今回のブレンドは「身体を冷やしたくないけど、気分はスッキリしたい」そんな時のためのブレンドです。
左から
●「ペパーミント」/ シークレットガーデン
●「オレンジ」/ ニールズヤード
●「パチュリー」/ マギーティスランド
●「クローブ」 / カリス成城
「ペパーミント」
●原産地ヨーロッパ、アジア。 アメリカや日本でも生育
●明るくフレッシュな香り
●学名 「 mentha piperita」は、ラテン語「mente 」(考える)。 理性を促し、脳の働きを強化。
●殺菌作用、デオドラント効果 口臭予防、タバコの匂い消しなど。
●解熱作用、発汗作用、利尿作用
●消化器系、呼吸器系不調緩和
●頭脳明晰作用、中枢神経系の機能亢進
●精神的疲労、集中力低下、記憶力減退に回復効果を発揮
●頭痛や偏頭痛、めまいを緩和
「オレンジ」
富と豊穣のシンボル
●原産地、極東、中国、インド
●血行促進、消化促進、健胃作用
●抗鬱作用、精神高揚作用
●脳内ホルモン「セロトニン」を増加。 心に安心感をもたらします。
●安眠をサポート、不眠症の改善。
「パチュリー」
●原産地インドやマレーシア。
●精油は、葉から抽出されます。
●インドや中国などで医療に使われてきた植物です。
●湿った土のような温かくスパイシーな香り
●精神を安定させ、心と身体にグラウンディング作用をもたらします。
●習字の墨汁の香りづけに使われます。
「クローブ」
●スパイスは果実であり、種子「シード」の仲間、次世代のパワーを持つハーブ。
●和名は「丁子」
●駆風健胃作用、消化促進作用
●呼吸器系疾患の緩和
●消毒殺菌作用、昆虫忌避作用
●疲労回復作用、抑うつ気分を解消
「アロマヨガ 」@ヨガプラス自由が丘
毎週金曜日 13:15〜14:15
「ヨガとアロマで健やかな毎日を」
https://www.yoga-plus.jp/studioInfo/sp_jiyugaoka.php