コピ・ルアック
有名な映画 『かもめ食堂』での一幕。コーヒーを淹れるときに唱えるおまじないだ。インドネシア語で「コピ」はコーヒー、「ルアク」はジャコウネコを意味しており、その名の通り、ジャコウネコのフンから採取したコーヒー豆のこと。
わたしは、職場で、コーヒーを、また自宅でコーヒーを淹れるときにもときどき唱える。
もちろん、コピ・ルアックのコーヒー豆はは高級すぎて飲むことはできない。ほんとうに、コーヒーが美味しくなるように感じるから不思議だ。
コーヒーは人に入れてもらった方が美味しいというセリフがあるが、ほんとうにそうだと思う。コーヒーを淹れるその手に集中して、心を込める。飲んだくれる人を思いながら淹れる。こんな時間が至福のとき。
明日も、コピ・ルアック と唱えて、美味しいコーヒーを淹れたい。