ふくみみうさこ

沖縄県の南部の海が近い街に住んでいます。助産師、看護師として0歳から100歳までの人々の人生に携わってきました。 ライフストーリーの語りを編集しかたちに残す専門家です。 人生の節目で貴重な語りを通じて、その人の中にある価値観を一緒に探し、キャリアデザインを作っていきます。

ふくみみうさこ

沖縄県の南部の海が近い街に住んでいます。助産師、看護師として0歳から100歳までの人々の人生に携わってきました。 ライフストーリーの語りを編集しかたちに残す専門家です。 人生の節目で貴重な語りを通じて、その人の中にある価値観を一緒に探し、キャリアデザインを作っていきます。

最近の記事

あなたのライフストーリーを奏でる 

あなたの価値観を見つけ、人生のコンプリートステージをデザインしていきます。 ーあなたのライフストーリーを奏でるー 人生の一幕一幕を語る自分の人生なんて平凡で大したことない、普通だよ、何も語ることなんてない、と思っていませんか。 そして、ひとは、意外と自分の体験は、誰にでもあること、と思っているのではないでしょうか。一人として同じストーリーはありません。 自分のライフストーリーの主人公は私なのです。 この人生を生きているのは、私だけなのですから。 人生は、一つ一つの出来事

    • 口語 養生訓 よみ解き塾

      貝原益軒 原著 松宮光伸 訳註  口語 養生訓 日本評論社.2000.より引用 第一章 養生の道 より 42.流水は腐らず 華陀は、「人の体は労働すべきで、労働すれば穀気がきえて血脈も流通する」といっている。人は、欲を少なくし、ときどき身体を動かし、手足を働かせて歩行し、長時間1ヶ所に座らないようにすれば、”気血”は巡って滞ることはない、これは養生の要訣である。日々このようにしなさい。 ******** 先日、慢性疼痛診療ガイドライン研修会に参加をした。 その中で、”疼

      • 口語 養生訓 よみ解き塾

        貝原益軒 原著 松宮光伸 訳註  口語 養生訓 日本評論社.2000.より引用 第一章 養生の道 自らをあざむかない 養生の要は、自らをあざむくことを戒めて、よく忍ぶことである。自らをあざむことは、自分の心がすでに悪いことだと知っているにもかかわらず、それを避けずにやってしまうことをいうのである。悪いことと知ってするのは、本当に悪いことを嫌っているのではない。これは、自らをあざむいているのである。あざむくというには、真の姿ではない。 食事のことをたとえにいえば、多く食べる

        • 口語 養生訓 よみ解き塾

          貝原益軒 原著 松宮光伸 訳註  口語 養生訓 日本評論社.2000.より引用 第五章 五官・居住・睡眠・あんま より 5.目と歯を保つ方法 歯を磨き、目を洗う方法。 毎朝、まず熱めのお湯で目を洗い温めて、鼻の中を清める。 次に、ぬるま湯で口をすすぎ、昨日からの歯に詰まったものを吐きすて、干して乾かした塩を用いて上下の歯と歯茎をすりみがき、ぬるま湯を含み、口中をすすぐこと二、三十回。その間に、別の椀へ、ぬるま湯を荒布の小さな篩でこして入れておく。 次に手と顔を洗い終わり、口

          口語 養生訓 よみ解き塾

          貝原益軒 原著 松宮光伸 訳註  口語 養生訓 日本評論社.2000.より引用 第二章 飲食 より 103.おなかがすいてから食べること  腹の中の食物がまだ消化しないうちにまた食べれば、体に良いものも毒になる、腹の中が空になってから食べなさい。 ******** 1日3食 といい、特にお昼は、仕事の昼休憩時間に食事を食べることになる。しかし、お腹が空いていない時もある。動物は、お腹が空いていない時は食べない。 私たち現代人の中で、特に時計に沿って日常生活、社会生活を送

          口語 養生訓 よみ解き塾

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          貝原益軒 原著 松宮光伸 訳註  口語 養生訓 日本評論社.2000.より引用 第二章 飲食 より 102.食後は心おだやかに 怒ったあと、すぐに食事をしてはならない。食後、怒ってはならない。憂えながら食事をしてはならない。食べたあと、憂いてはならない。 ********  2024年、明けましておめでとうございます。 新しい年に、この養生訓が目に留まった。今年の意識のフォーカスのひとつにしたいと思う。  食事をするときの心持ちについては、以前から感じていたが、養生訓に

          口語 養生訓 よみ解き塾

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          貝原益軒 原著 松宮光伸 訳註  口語 養生訓 日本評論社.2000.より引用 第二章 飲食 より 1.節度ある飲食こそ基本 飲食は生命の養いである。それゆえに飲食の養分は、人が生きていく日々唯一の補いであって、半日も欠かすことはできない。 しかしながら、飲食は人の大欲であって、口腹の好むところである。 飲食をすれば、胃腸がまずこれを受けて消化し、その精髄を臓腑に送るのである。臓腑が胃腸の養いを受けるのは、草木が土の”気”によって成長するのと同じである。 したがって、

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          コピ・ルアック

          有名な映画 『かもめ食堂』での一幕。コーヒーを淹れるときに唱えるおまじないだ。インドネシア語で「コピ」はコーヒー、「ルアク」はジャコウネコを意味しており、その名の通り、ジャコウネコのフンから採取したコーヒー豆のこと。 わたしは、職場で、コーヒーを、また自宅でコーヒーを淹れるときにもときどき唱える。 もちろん、コピ・ルアックのコーヒー豆はは高級すぎて飲むことはできない。ほんとうに、コーヒーが美味しくなるように感じるから不思議だ。 コーヒーは人に入れてもらった方が美味しいとい

          麹水

          友人に教えてもらい、初めて麹水を作ってみました。料理に入れたり、化粧水として使ったり、またそのまま飲んだりしています。 麹は、米麹を使っています。甘酒や塩麹、醤油麹、そして手作りお味噌を作るときに使っています。今回、新たな使い方を教えてもらい、なんだかうれしい。麹を触っっている方は、手がきれい、とは聞いていましたが、美白肌になれるといいなあと思っています。

          週末のルーティンをしながら、習慣化について発見したこと

          お天気の良い、日曜日の午後。ラジオもかけず、ひとりで黙々とお掃除に取り組んだ。気づいたらはや4時間半が経っていた。小さな2LDK(2DKに近い)の中で、どこをそんなに掃除することがあるのかしら、と思いながら、時間の経過の速さにびっくりしていた。 やったこと ・週末のルーティン  掃除機 トイレ掃除 玄関掃除 ヒヌカンのお掃除 お守りのお塩交換 ガスコンロ掃除 台所のシンクの掃除 洗濯 干して、取り入れ ベランダ掃除 コンポストで出来上がっていた土をプランターに入れる 水筒

          週末のルーティンをしながら、習慣化について発見したこと

          養生カウンセリング cafe

          わたしは、沖縄でのんびりと夫と二人暮らしをしていたのですが、3年前に夫をがんで自宅で看取りをしました。その時には、近くに住む職場の友人たちが毎日のように食事を運んでくれて、この時の経験が大きく私の人生を変えた、と思っています。 人生には、さまざまな幕がありますが、この人生の章は、なかなかしんどく、また濃厚に生きていることの意味を実感した時間でもありました。 その時に得たたくさんの支援は、今思うと、まさに中庸の出来事で感謝しかありません。このときから、少しずつ、自分がやりたい

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          自分の想いをかたちに いっぽ

          初めてNoteに書きます。 メモを取ったり、ノートに書くということを、パソコンやスマホを手にしてからやらなくなっていたけれど、7月ごろより、手を動かしてみるという作業を取り入れるとよいと聞き、再度鉛筆を購入して書いてみることにしました。 小学生の頃、中学生の頃、文房具屋さんに行き、ノートや鉛筆、また筆箱を選ぶのがとても楽しかったことを思い出します。あのような街の文房具屋さんは、もうなくなってしまったな、と感じます。毎日鉛筆を削離、鉛筆を握り、ノートの書いていくことで、頭の中で

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