本せどりのステップアップ~新店舗開店は行くだけでも価値あり その②~
昨日書きましたが、本日は具体的なことを書きます。
すごい勢いでカゴに入れるせどらーさんに声をかけました。
『すごいですね』
『いえいえ。今日はやっぱりいいですね』
終わり。
ですが、この時、試練ばかりの本せどりを変えたかったので、
しばらくしてもう一度声をかけると、『いつからやってるんですか?』
など、色々と聞いて下さったり、こちらからも話を聞きました。
そして、『ビームは使わないんですか?』と聞かれました。
しっかりとリサーチ方法を見られていたということですね。
お恥ずかしい話ですが、『持ってないので…』という話をすると、
なんと、
『使ってないのが一つあるんで、あげますよ』ということで
頂くことになりました。その後も店舗の外に出て色々と話しました。
その時間は本の仕入れよりもよっぽど収穫になりました。
ブックオフの値札は『ところてん』貼ってるのを見たらどうですか?
※ブックオフの値札は大きい物で、4か月刻みでラベルの角に色が付いていますが、それだけでなく小さく『¥210』とだけ書かれた小さな値札がその上から貼られていることがあります。値下げをしたということで、『ところてん』と呼ぶのだそうです。今後値札の色分けはなくなるということ。
他にも〇〇店は参考書が良いですね。〇〇店は…とYouTubeでの情報よりもより具体的で、最新の情報が手に入ります。
仕入れ基準の話もありました。そして、実際にカゴに入れた本をチェックしてもらいました。
利益額が少ない物は値崩れの可能性を考えると労力に見合わない。
ランキングも気にした方が良い。
この本はメルカリであればすぐ売れる。
などなど、次々と知識が降ってくるので、一気に視点が変わります。
仕入れ基準が最安値680円以上から変わります。
利益300~400円ほど見込める物で、ランキングも100万位以内という基準はやめ、せめて2、30万位以内とすることにしました。
普段はプロパー棚(210円で売っている単C棚以外)がメインで、今日みたいな日は単Cから見ているということでしたが、プロパーなんてリサーチすらしたことがありませんでした。
(後にプロパー棚に挑戦していくこととなりますが。)
『本で食べていけますよ』『関西はライバルが多い、関東はもっと利益が取れる』 『田舎の店舗は本の回復率は遅いけど時々は行く』等々。
そして今でも時々情報を頂きますし、分からないことは聞いています。
こうした出会いは自分が現状を変えたいと勇気を出した結果でした。
そして、大きなステップアップになったことは間違いありません。
ライバルがたくさんいる所で今の自分では刃が立たないと諦めるより
とにかく経験、勉強と考え一歩踏み出すかでは、
その先に大きな違いが出てきます。
オープンだけでなく、閉店やセールの時などは行ってみて収穫0
ではないということが次のステップアップにも繋がりました。
活字本500円均一セールについても別に書きたいと思います。