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ふるさと便を編む
旅するふるさと便
まつもと号
2020_初夏
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なかなか行き来がむずかしい今、
田舎のお母さんから送られてきたふるさと便のような
旅先の空気も詰め込んだお土産のような
それぞれの地域から遠くのあのひとを想って
贈る。交換する。
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参加:
栞日
Confiturier Chez Momo
Sumire Poynter (issou)
田所真理子 (tadokorogaro)
滿
村山農園
RITOGLASS
協力:
藤原隆充(藤原印刷)
清水貴栄
橋口才蔵
一ノ瀬綾(工芸の五月 みずみずしい日常)
松本観光コンベンション協会
*敬称略
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コロナ禍により強制的に世の中がフリーズを強いられていた緊急事態宣言が全国で解除となり、さていよいよこれからは個々人がどうするの?が問われるシーズンになりました。
世界中で経済再開をとにかく急ぐあまり、飛びかう情報も何が正しいのかわからないありさま。
それぞれの日常がもとに戻ることを目的とするのか、それとも、ほんとうに大切なものを選びなおすことなのか。
自分にとって何を”essential”なものと考え、日々の生活のなかの潤いや喜びを求めることの必要性をあらためて感じるこのごろです。
このプロジェクトは、一対一の会話であり、親密な手紙のようなものです。
遠くに住む友人や、この時期松本へ訪れることをたのしみにしていたひとたちへ宛てています。
新緑がみずみずしく、風がここちよい季節。毎年この時期には「工芸の五月」や「クラフトフェア」がひらかれ、松本の街はたくさんのひとで賑わいます。
わたしが松本に一年暮らすなかで、出逢った素敵なひとやものをこの便りに編みました。
受けとったひとがまたほかの誰かに宛てて贈るためのツールも用意しました。
また気軽に旅ができる日が訪れるまで、
ひととひと、地域と地域をつなぐ、
コミュニケーションボックスになることを願って。