プチ文章で夫婦関係をリメイクする
パートナーへの愛情を口に出して言うのは恥ずかしい。
態度で示すのもなんだか照れくさい。
そもそも、夫婦で一緒に過せる時間がほとんどない。
そんな方には、まず、文章で相手に気持ちを伝えることをおススメします。
といっても、文章が苦手な人もいますし、長文の手紙なんて書くほうも読むほうも大変です。
ほんの1、2行程度のメモ書きでいいのです。
冷蔵庫の扉に貼りつけておいたり、お弁当箱にそっとしのばせておいたり。
会社で弁当を開いたとき、
そこに思いがけない妻からのメッセージを発見した夫は、どんなにうれしいことでしょう!
朝起きて朝食の支度するとき、
冷蔵庫やテーブルに夫からのメッセージを発見した妻は、どんなに幸せな気持ちになるでしょう!!
それに、文章にすれば、口にするのが気恥ずかしいストレートなメッセージでも案外伝えられるものです。
夫は、ほめられることで生きる力がわいてきます。
妻は、愛されることで生きる力がわいてくるのです。
今はLINEやメールもあります。
会社にいる夫から妻へ。家や買い物先の妻から夫へ。
用件だけではなく、ほんの一言でもメッセージを添えるのが効果的です。
妻「今日は何時ごろ帰れるの?」
夫「ごめん、ちょっとトラブって遅くなりそうなんだ」
妻「わかった、がんばってね」
夫「なるべく早く帰るよ」
たったこれだけのやりとりでも、お互いを思いやる気持ちが相手に伝わります。
もし、妻からのメールが「帰りは何時?」「夕飯は?」など、
質問だけのそっけない文面だったらどうでしょう?
夫は質問に回答すれば用件は済んだと思い、やりとりはそこでおしまいです。
たしかに、用件を伝えるだけならそれで目的は果たせるでしょう。
でも、せっかくの夫婦のコミュニケーションの機会がひとつ、失われてしまうの、もったいなくありませんか?