【仕事】働く事を幸せと思えるか
なんやかんや、あれこれあってまだメインの仕事探し継続中の僕。
いい塩梅で面接受けつつも、最近はずっとサッカーWカップの試合に釘付け。
日本代表だけでなく、世界のスーパープレイヤー達のテクニック、チームとしての攻防、その勝敗に感動している。
因みに僕はサッカー素人なので、詳しいことはわからない。
でも、見ていて非常に面白い。
No.1を目指す選手の姿を応援したいし、世界がスポーツを通して繋がっているこの大会を本当に素晴らしく思う。
一方で、一部地域における国益の為の戦争、軍事威嚇、人の死、環境破壊を行う国々は何か感じているのだろうか。とまあ、関係ない話はこのくらいに。
話を戻すと、僕は過去に複数の会社で仕事をしてきた。
日本と台湾で数社、大企業もベンチャーも経験した。
結論言うと、日本で働いているときは苦でしかなかった。
新卒から20代後半まで営業の仕事をしていたのだが、しんどかった。
所謂ブラック企業、社長、役員、上司と役職付きが絶対権力を持ち、意見が飛び交うなんてことはなく、常に「指示」を受け取り業務をこなすだけの毎日。
「教育」と称してミスもしてないのに、(誇張なく)2時間ほど立たされ公開叱責、罰ゲームと言われFacebookの女友達を紹介させられた。
ストレスで痩せこけ、歯ぎしりがひどくなり奥歯の神経は死んだ。(歯科治療に12万円かかった笑)
そのころは今から10年〜5年も前なので、現代社会じゃ流石にハラスメント認定されそうだが、当時の環境ではそれが僕を取り巻く絶対的な「働く環境」。
新卒からしごかれていたので、僕は日本の社会はそう言うものなのだと勘違いしていた。ハラスメントが当然なのだと。
当時の僕のストレス解消法は、もっぱら週末新宿二丁目に繰り出したり、時にはスペイン人の連れグループとホームパーティをしたりして過ごした。
このアクティビティがあったから、まだサバイブできた。
サ●エさん症候群と言う言葉があるが、僕は土曜の夜から憂鬱だった。
「月火水木金、来週はまたどんな嫌なことがあるのだろう。」
そのころの僕は、我慢すること=報酬(給与)となっていた。
自分で何かアイデアをだし、クライアントに提案し、目標数字にコミットしていく!なんて輝かしい働き方は必要なく、上司の顔色を伺い、「ただ従う」ことで年1回の評価に繋がっていた。
その生活に疑問を持つ余裕もなく、牙を抜かれた状態で、日々考えを無にして時を過ごした。
「働くこと=苦痛」だった。
逃げ出したかったし、いつまで続くのか途方に暮れていた。
27歳の誕生日を迎えるとすぐに、台湾に移住を決めた。
日本が嫌でと言うことではなく、学生時代から20代のうちに海外で働き生活して見たかった。
日系企業に就職したが、働き方は全然違った。
まず取り巻く社員はもちろん台湾人がほとんど。日本語の流暢な社員ばかりで、親しげに話しかけてくれた。
良い意味でフランクな様子で、仕事の話だけでなく、日本のことや好きなアイドルの話等、積極的に話しかけてくれるメンバーばかりだった。
台湾社会でも、もちろん役職と権力は存在する。
しかし、基本はフラットな職場がほとんどで、社員同士での意見は積極的に飛び交う。若い社員は意見するなと言った「日本伝統の縦社会」が見られる会社は少ない。
反対に意見がないと「何かないのか?」と注意される。
終業後は、仲の良い社員はご飯に行くし、休みの日も遊びに行く人が多い。かと言って、予定があれば普通に断れる。空気を読んで参加する文化はない。
有給が残っていなくても、家族都合等で休みはバンバンとる(もちろん欠勤扱いだが)。
「フラットなコミュニケーションができる。」
「日本的な空気を読む必要がない。」
この体験をした僕は、「働き方」に対する考えが変わった。
よりプライベートな「素の自分」でいられる時間が増えた。
東京にいた頃はスーツを着込んで頬を2、3度叩いて家を出ていた僕は、台湾に来て自然と月曜日が苦でなくなっていた。
月〜金で働き、終業後はたまに同僚と晩御飯に行く。仕事に問題があれば、率直に意見を出し合い、解決方法を探す。友人見たくストレスのないビジネスができていた。
「働くこと=なんか楽しいじゃん」
台湾に来て考えが変わった。
そんな楽しい環境も、日本からの駐在員上司が変わり、結果ダメになってしまったのだが、環境を変えたことで得られる「快適さ」があることに気づけた。
人生に希望の見えた働き方だった。
仕事に向き合う自身の姿勢もポジティブになった。
これからの人生も「お金」は必要だ。
「働くこと」からは当分逃げられそうにない。
「働くこと」は人生の長い時間を占有するだろう。
「働くこと」とどう向き合い、どのように感じるか。
ただ金のためだと、長く続かないだろう。
自分の仕事に「やりがい」や「楽しさ」を感じられれば。
皆さんは今の仕事に「やりがい」と「楽しさ」感じていますか?
「働くこと=幸せ」と感じていますか?
日本の幸福度指数を上げていくためにも、単に給与アップだけではなく、
「働き方の変化」は必要だと思う。
年功序列、終身雇用、男尊女卑、外国人雇用、多様性理解、
まだまだ日本は発展途上国だ。
令和の時代、個人にできる社会に変化を与える動きとは。
皆さん、是非一緒に考えましょう!
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