2023年の漢字。行動指針テーマは「結」
2023年も、はや2週間が過ぎました。今年1つ目の投稿です。
年末に、その年の世相を振り返って「今年の漢字」を発表しますよね(日本漢字能力検定 主催の「今年の漢字」)。
一方、年頭に自身の行動指針やテーマを1つの文字に込めて宣言する方もおられます。僕も昔はやっていたのですが、最近ご無沙汰していました。
年初に友人の宣言を目にしたこと、勤め先でも昨年から「今年の漢字」が静かなブームになっていることもあり、2023年は宣言することにしました。
今年の漢字は「結」
実は、年明け3日には決めて以下の通りツイート済みです。
ただ、Twitterだけだと流れてしまうため、記憶定着のため本 noteにも記録しておきます。
意図は書いたとおりですが、「単につなぐだけでなく…一歩踏み込む」の部分を中心にもう少し掘り下げておきます。
点と点を結ぶ
目に見えないつながりを感じ、何かと何かを結んでみる。そこで生まれる新しいナニカには好奇心がふつふつと湧きます。
自身の思考や行動の背景には、常にこの「点と点と結ぶ」が存在しています。
2022年、職場では「コミュニティ型人材育成」という言葉を何度も口にし、各方面に働きかけを行いました。部署の事業計画にも正式に組み込んだことで、自身の行動に反映できたのはもちろん、人材開発チームとしてもみながかなり意識して動いてくれました。人と人を結ぶ、テーマと研修を結ぶ、出来事と本を結ぶ、コミュニティとコミュニティを結ぶ etc.
すでに起き始めていた社内各所の動きともあいまって、あちこちでシナジーが生まれつつあります。
2023年は、人と組織の関係性を結ぶ(ご縁を結ぶ)ことへフィーチャーして進めていきます。
才能を強みに結びつける
昨年末に Gallup認定ストレングスコーチの資格を取得しました。
2002年にストレングス・ファインダーと出逢い、初診断をしてから足掛け20年。近づいたり離れたりしながらもずっと気になる存在でした。ツール名がクリフトン・ストレングスへとリブランディングされた今、ようやく本質的な理解と活用に踏み出せた気がします。
なお、Gallupで定義する才能とは「持って生まれた、繰り返し現れる思考・感情・行動パターン」であり、誰もが持っているものです。一方、強みとは「常に一定して完璧に近い成果を挙げられる能力」です。何もせずに才能が強みになるというものではありません。
才能を強みへと変えていくためには、以下の式のように、投資(練習、スキル開発、知識構築にかける時間)が必要です。
2023年は、自身の 才能→強み の投資(練習&実践)を増やすとともに、関わる人たちの 才能→強み の結びつけをサポートして、一人でも多くの人に日々の幸せを感じてもらいたいです。
▼参考:2022年の診断結果
実を結ぶ
最後の結は「実を結ぶ」。
結の漢字には、まとめる、かたまる、しめくくる などの意味もあるようです。結実、結果、結晶…。
あれこれトライするものの、何が成果かと問われるとやや曖昧なことが多いもの。
2023年を振り返るときに、仕事面では、人材開発・組織開発に関するさまざまなチャレンジが実り、みなで成果を喜びあえる一年にしたいです。また、プライベートでも、大晦日をやりきった感をもって迎えたいので、「実を結ぶ」を意識して日々過ごしていきます。
「結」番外編
本エントリを書くにあたって見つけた2つの「結」を番外編として載せておきます。
蝶々結び
日常よく触れる「結び」なのに、いざ説明しようとすると難しい…。
以下は、野田洋次郎さんによる歌詞(結び方解説?)がなんとも愛おしい楽曲です。(Aimerさんの歌声も儚くて美しい)
祝結び
カバー写真にもつかったこちらは、新木場のCASICAにディスプレイされていた「祝結び」。宮崎県高千穂郷に伝わる縁起物の藁飾りだそうです。
制作している わら細工たくぼ さんについては、こんな記事も見つけました。
「今年の漢字」過去履歴
過去に宣言した「今年の漢字」、各種SNS等から記録をひっぱりだして並べておきます。
1999年「磨」
2000年「発」
2005年「変」
2006年「断」
2009年「備」
2011年「出」
2019年「転」
覚えているものもあれば、記憶が怪しいものもあります。(そもそも2年以上続いてないような… 笑)
2023年は「結」の年だったといえるよう、意識に載せていきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます! 感想や意見をSNSやコメント欄でいただけたら、なお嬉しいです。