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陰陽五行と帝王学から学ぶ

【宿命と運命】
人は皆宿命を持って産まれてくる。宿命には良い悪いなどなくその人の才能や特徴であり、今世の役割が描かれている。そこに産まれてきた環境を加えたものが先天的宿命だと捉えると良い。運命とは先天的宿命に「在り方」を加えたものをいい、自身がどうあるか、どう思うかで考え方や行動が変化し見える世界も変わってくる。運命を開花させたければ今世の役割を知り、在り方を見つめ直すことだ。

【代償の先払い】
自分が望むものを求め受け取りたいと思うなら、先ずは先払い(出す、与える)する事を心掛けよ。代償を先払いする事でマイナス(陰)を先に受けた事になり、後からプラス(陽)が返ってくるようになる。この世は陰陽が等価交換するので、全て帳尻が合うようになっている。

【運は動より生ずる】
新たな挑戦、運を切り開くには先ずは動くことが何より大事。未経験なことには不安は付きものだが動く事で体験を積み、また新たな道が見えてくるもの。「明日からやろう」「来年からやろう」「退職したら、起業したら…」など、○○したらやる、やろうと条件を先に考えるうちはその出来事も実現しないし幸せも来ない。人生は短い。日々が奇跡の連続。今この瞬間を大切にし、思い立ったら即行動することだ。

【here and now】
今ここに自分に必要なモノが全て揃っている。言及すると今の自分にふさわしい、丁度良いモノが「今ここ」にあるのだ。だから今は目の前にあることをただ一所懸命にやればいい。

【今に感謝する】
今の自分は充分に満たされていることに気がつくことが大切だ。当たり前の日常こそが豊かであり、本当の幸せだということに。何れ不平不満の心は消え日々感謝の連続になる。

【陰陽の法則】
世の中は全て陰と陽で出来ている。天と地、光と影、男と女、表と裏等…双方あって成り立っており、例えば右があるから左があるようにどちらかが欠けるともう片方も存在しないのだ。人の人生も陰陽の法則で作られており、善と悪の出来事は交互に訪れ生涯では帳尻が合うようになっている。なので悪い事の後は必ず良い事が訪れるので何事も一喜一憂せず今起きていることをただ味わうことだ。

【心の変化で運命も変わる】
心と運気には密接な関係がある。陽の心を持つか陰の心を持つか心の持ちようで思考が変わり、行動が変われば運命も変わるのだ。
日々の生活で何気ない行動にも常に陽の思考→感情→行動を意識すれば必ずその成果はついてくるもの。今起きている現象は全て自ら導いているものなので、良い人生を送りたければ自身の気持ちの在りようで善縁起となることを知るべきだ。

【捨てる努力を怠らない】
今持っているモノの中で本当に必要なモノは然程多くはない。所有することに執着せず、本当に必要なモノ以外を捨てる習慣を身に付けることが大事。何もせず今のままではある程度現状維持は出来るが何れ衰退していく。何かを捨てるとそこに穴が開くので新たなモノが入ってくる。捨てることで良い循環が回ってくるのだ。

【必要な体験が起こっていることに気づく】
辛い体験をすると陰の感情が優先しマイナス面に目を向けがちだが、今の自分にとって必要な体験が起こっているとすれば、その得られた経験はこれからの自分にとって有り難い体験だと思い感謝すれば運気は高まってくる。何かと比較などせず、今の自分にとって何が必要で何が不必要なのかを見極めることが大事である。

【執着を手放すこと】
今の安定した生活や会社での立場、社会的評価など過去の実績や成功体験にしがみつき、「こうあるべき」、「こうでなくてはいけない」と現状に執着すると何れ苦しくなってくる。今あるモノに依存や執着し「満たされていない」、「足りていない」と思うのは「思い込み」に過ぎず、手放すことで逆に人生が豊かになると知ることだ。

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