【本質シリーズ】負けるな声優オタク〜もしかすると君の推しにも〜
はじめに
俺はオタクの本質、恋愛と人生の本質を求めて考証を続けてきた。前者はもはや5年以上もやっている。ので、そういう界隈のざわつきに際しては、色々なことを考える。
元アイマス声優のある人が衝撃的な配信(ゆりしー 配信 あたりでググって見てほしい)をしていたということで、少し思ったことを書いてみる。
こういった類のスキャンダルが出る度にオタクたちが大騒ぎしているのをよく見る。しかし色々と考えると、単にオタクくんの世界観が狭いだけだよという事例が多すぎる。
ので、私は主にそれで落ち込んでしまう人を助けたくこういった記事を書いている。
※本記事では過激な記述や筆者の変態的な持論(特に最後の方)が綴られているのでご注意ください。
2010年代半ばくらいまで-処女厨の時代-
これまで声優(やアイドル)に恋人がいたり、結婚したり、さらには交際経験があっただけでも炎上したり叩かれるというのが続いてきた(宮野真守氏の結婚の時とかのファンの女性の発言が特に面白い)。
1990年〜2000年頃から、たかが声を当てるだけの仕事だった声優にタレント性やアイドル性が紐付けられ、ついには2000年代末頃ともなれば、「アイドル声優」なる概念の確立により恋愛関係などの潔白を求められるようになってきていたわけである。そこで判明した暁にはいい年頃で交際している=間違いなくやっている ということで、処女であってほしいとかの願望は間違いなく打ち砕かれるのである(『國府田マリ子のコピペ』などはその究極系であるので読まれたし)。
大昔は、結婚なぞしようものならファンが絶望し、この世の終わりのような書き込みなどをするというのが定例であった(実際CDの売上なども落ちていたという)。声優本人からの発表だったり、週刊誌にすっぱ抜かれるなどで判明し、ファン達をざわつかせるという流れは声優に限らず色々な芸能人で同じことが起こっているが…
特に声優オタクなんかはそういった物事に免疫が低い傾向があり、俳優とかタレントたちと比べてもたかが過去に恋人がいただけで、たかが処女じゃなかったとわかっただけで、大騒ぎ。(ジャニーズのアイドルもそんなものか)というのが割とある(〇〇さん、過去に彼氏がいた、男友達とつるんでいた!的なスレが立ってオタクがめちゃくちゃ過剰にキレるというのは定期的に行われている。今はだいぶそういう人は減ったように思える)。
あたかも(明言は無いものの)潔白であるかのようなキャラを売りこまれていて、それを信じてお金を注ぎ込んできたのに、結局(最初から)潔白ではなかったということが分かり、「騙していたのか」とばかりに大いにバッシングしたり、「裏切られた」と落胆したり、というのが大々的に行われていた(そういう気分になるような金の使い方をしているからだぞと私は言いたいが)。
2010年代末頃以降-処女厨絶滅の時代-
ところが近年はインターネットの普及により、
度重なる有名地下アイドルの「繋がり」による解雇、
超有名(元)アイドル声優の結婚、恋愛禁止アイドルの恋愛バレからの引退発表、有名声優のAV出演をはじめとする衝撃的な過去の流出(多数の男友達の存在や彼氏と思しき男性の影)など、
もはや呼吸するように、かつて求められていた潔白が容赦なく破壊される事例が、多くの人に表立って知られるようになってきた。
また、オタクとなる人達の層も年々変化していき、「陽キャラ達に侵食された」ような状態にあるといえる。
所謂「ナード」的な人達(わかりやすくいうとチー牛)の割合が減ってきて、オタクたちに耐性がついたり、そもそもそういったスキャンダルにさほどショックを受けない人間がオタクになっていたりするというわけだ。
そのため、自ら積極的にそういうスキャンダルを楽しみにしている人達が増えてきている。
今日(2010年代末頃以降)では「清楚を装っているが、実際はどんなビッチなのか?」「本当は性格悪いんだろう」「枕してるんだろう」「どんな男と付き合っているのか?」「いつになったら彼氏バレするのか」「彼氏が羨ましいよ…」ともはや潔白でなく、さらに恐ろしい真実を抱えていたり、裏の顔があることが自明として扱われるようになってきている(ように見える)。
これを言い換えると、
「潔白なわけがないのに潔白を装っている滑稽さ」
「いつそのヴェールが剥がされるのかというスリル」「結局よく分からんチャラ男やヤンキーっぽい男と付き合ってるというこの世の残酷さ」
といったように、アイドルや声優の恋愛・性的事情を面白おかしく勘ぐり、ついには「推しに裏切られ」る所までがセットで(主に不条理な類の)娯楽として楽しまれているところがある。
さらには、ネットの発達によって、
・既存のインターネットを探し回るだけで衝撃的な過去や本人が黒歴史にしている事実が白日のもとに曝されたり
・声優の昔の同級生などの知り合いから恐ろしい過去がリークされたり(諏〇な〇かetc…、卒アル写真とかはよく流出する)
・関係者から情報が漏れたり
・所謂「ネット探偵」により、投稿した写真から交際が推測されたり
・さらには(主に地下アイドルに多いが)普通に彼氏と歩いているのを目撃されたり
と、かつての週刊誌にすっぱ抜かれる、公式で発表する以外の方法によって、それらの衝撃的な真実がどんどん判明していくという事も増えている。
※余談だが、「ペットを飼い始めた」り「家族やきょうだいとディズニーに行った」り、は強烈に婉曲的な匂わせ投稿であり、実際は恋人ができたアピールである可能性が高いと言われている。芸能人なんかやるような女の自己顕示欲をなめない方がいい。
(最近では、引退した元声優から業界の闇、としてリークされるというケースも出てきている。松永〇穂、長谷優〇奈etc.)
なんだかんだでまとめると、オタク共に耐性がつき、今やそういうスキャンダルの発生頻度と耐性の高さが比例し、もはやそこまで分かりきったものという状態にあると言える。
処女厨へ
※付け加えておくと、普通程度以上のルックスの、普通の男女比のコミュニティ(主に学生時代のコミュニティ)にいた女には、ほぼ100パーセント彼氏がいた経験がある(ブスでもいる、男はワラワラ寄ってくるからね)と考えて良い。恋愛格差が恐ろしい速度で広がってきてる以上、信じられないようなヤ〇マンが紛れていてもおかしくない。
そうでなくとも(女子校出身など)、芸能界にいる以上、いい男、いい女だらけの世界に放り込まれる以上、そういったことは十分に起こり得るものである。
(〇〇ちゃんなら処女かもしれないという淡い期待は大方破壊されるので気をつけよう。とはいえ、イキった女声優の、オタクをバカにしていそうな感じが出てるのが嫌だという人もいるので、処女っぽい人が好きなことを否定はしない)
俺の持論
私が言いたいのは、こんな簡単に潔白では無いことがバレるのだから、夢を抱きすぎないで欲しいということである。
言い替えると、潔白そうだからという理由で推すのはやめといた方がいいぞということである。
当然声優コンテンツやアイドルコンテンツはビジネスである。俺たちの前にいる顔の良い連中はあくまで商品に過ぎないという事実を頭に入れろ。それを好きなのは良い。だが、ガチ恋のような状態にだけは決してなるな。
以下、これを如実に示す話を書く。俺はラブライバーをやっているので身近かつ有名なあの事例と共に持論を述べていく。
2016年の4月に新〇恵海の過去のAV出演が発覚した際、多くのチーズ牛丼頭ハッピーセット顔面dアニメストアラブライバー君達は
「えみ〇んなわけない!」だと吠え面かいてみたり、
「別人らしいよ!」と最もらしい否定をしてみたり、
公式の否定を真に受けてしまったり
と必死になっていた(本人もとんでもなくキツかっただろうが)。
だが、恐ろしい事に声も顔もそのまま本人と断定せざるを得ないほど一致しており、あれで別人というのは無理があった。さらに言えば、必死に否定してるオタク君に限って1秒も中身をチェックしていない。夢を見ていたいのは分かるが、だからと言って頭の悪さを露呈しなくても…
とはいえ、実際私も衝撃は大きかった。
数日前に「とても素晴らしい声優さんだな」と涙を流して賛美していた対象がまさかの…という状態だった。
しかし、僕はマゾヒスト気味の変態である。
その衝撃を性欲に変換し、「推しの裸体が見れるぞ♂♂♂」とその映像媒体を購入して楽しんだ(どうやったかは言わずとも察しろ)。
俺の楽観的な心持ちを見習って欲しい。
推しの彼氏バレをしたら、その妄想で致すくらいの変態マインドを君たちには持って欲しい。この世に推しのハ〇撮りとかが実在すると考えてみろよ。想像するだけでゾワゾワこねえか?
清純派で売っているアイドルや声優の薄汚い過去や、信じ難い現在が分かった時は、怒らずに「よくそんなんで騙した気になってたな」と逆に嗤ってやるくらいの心の強さを持って欲しい。そしてビジネスのためのウソ位は見抜けるようになって欲しい(あまり勘ぐるとコンテンツを全く楽しめなくなるけどな)。
君たちがお気持ち表明をするということは、君の気持ちが動かされてしまっているということだ。
悲しい気持ちは吐き出したいものだが、吐き出し方によってはむしろその気持ちを強めてしまうもの。
考えてもみろよ。君は店先に並んだ商品に「絶望」させられているんだぜ。滑稽だろう。どうみてもやりまくってんのに「私清楚です!」みたいな感じで売ってる女性声優より滑稽。
視座を高く持っていれば、君がショックを受け、悲しむことは無い。いい気持ちはしないけど。絶望したりとかはないでしょ。
下手をすればそんなことは当たり前、普通、ありがちと笑い飛ばせることもある。
僕は世界の本質に迫り、それを伝えていきたいのである。
上原 龍也
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