wattleとひろびろの交換日記

1つの記事を2人で書いて内容を深めてゆく共同ブログです。自分らしく生きるってどういうことかを追求する(悩み続ける?)二人組。【wattle🌼】我流クリスチャン。読書と思索と実践でじわじわと信仰心を養い中。【ひろびろ🍀】言葉と自然を愛す31歳。女子力高め。信仰心弱め。

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この時代に宗教を信仰する意味をプリキュアになりたいという子どもから自分なりに考えてみた

🌼written by wattle🌼4歳になる娘が今一番はまっているのがプリキュアだ。 キラキラ・プリキュア・アラモードのキュア・ジェラートが一番のお気に入りで、七夕の短冊には「キュアジェラートになりたい」と書いていた(ママの代筆)。 超お金持ちの令嬢でありながら、元気はつらつにバンドでギターボーカルをしていて、爆音をかき鳴らし高らかな歌声で自分の「大好き」を表現する『たてがみ あおい』ちゃんの変身した姿がキュア・ジェラート。 変身の際の決めゼリフは「自由と情熱を レッ

    • 4歳のお誕生日

      Written by wattle🌼先日娘が誕生日を迎えて4歳になったときのこと。 「4歳になってどう?」と尋ねてみたら予想もしない答えが返ってきた話。 「4歳になりたくないの。死にたくないから。。。」それまで待ちに待ったチョコレートケーキでローソク消し、バースデーソング、御賞味と終始超ノリノリだった彼女は、この質問をした瞬間から顔色が変わり、涙目になりながら、「死にたくない」と切実に言い出したのだった。 のん気にへらへらと「4歳どや?」と聞いていた俺は、言葉が詰まりへ

      • 『隅田川』 amazarashi から身近にある幸せを感じてみる

        written by wattle 🌼 久しぶりにamazarashiネタです。聴き流してしまっていたけど2週間前くらいに聴いたら俺的名曲リスト入りを果たした『隅田川』を紹介します! https://www.youtube.com/watch?v=N2Kz6Ce106M まずは何はともあれご視聴あれ。 音楽を一曲聴くほどの余裕もない時もあるだろうけど、そんな時は無理せず休むんやで〜。 ■   幸せとは 「幸せとは?」 内向型の俺たちは口に出さなくてもきっとしょっち

        • 無宗教だった俺がクリスチャンになるまで6(最終回)

          written by wattle🌼今日は、友人の死と、教会のミサへ行った話です。 ■ 友人の死俺は26歳頃、大学時代の友達で、仲良くて、一緒にゼミで勉強をしていたやつが、ちょっと連絡をしなかったうちに、進行の早いガンのため、亡くなった。 ガンにかかったことも入院したことも何も知らなかくて、ある日突然、亡くなったという報せが友達伝いにLINEで入ってきた。 俺はその時、新婚ほやほやで妻のお腹には赤ちゃんもいて、超ハッピーな気分で日々過ごしていた。そんな中でのこの友人の訃報

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        • written by wattle
          8本
        • 無宗教だった俺がクリスチャンになるまで
          6本
        • written by ひろびろ
          7本

        記事

          無宗教だった俺がクリスチャンになるまで5

          written by wattle🌼ちょっとまた話を小学生時代に戻します。 ■ おじいちゃんのこと俺のおじいちゃんは俺が生まれた頃から病気のためにほぼ寝たきりで、俺の住んでいた県の隣の隣の県に、介護をするおばあちゃんと二人で暮らしていた。そんなわけで、俺の家族は毎週末、車に乗っておじいちゃんの面倒を見に行っていた。 この週末の日々が俺に与えた影響は計り知れないものがあり、気づく限りで色々書いてみたいと思います。 ■ 移動時間おじいちゃんの家までは、高速に乗って片道約2時

          無宗教だった俺がクリスチャンになるまで5

          『沈黙』のクライマックスの「踏み絵」について語ってみる

          written by wattle🌼今回は、友人から俺の大好きな遠藤周作『沈黙』の感想を聞く機会があったので、それについて我流クリスチャンの視点から感じたことをつらつら書き綴りたいと思います。 ■ クライマックスシーンと友人の感想今日取り上げるクライマックスのシーンは、原作小説版でもスコセッシ映画版でも共通、主人公のポルトガル人宣教師ロドリゴが、長崎奉行に捕まり、拷問の果てに「踏み絵」による棄教(キリスト教を捨てること)を迫られる場面です。奉行はロドリゴに、「宣教師で皆から

          『沈黙』のクライマックスの「踏み絵」について語ってみる

          『人の生まれ方』(詩)

          written by ひろびろ🍀人は、ある能力を奪われてこの世に生まれてくる それは、「自分自身のことがわかる」という能力 自分のことは、自分が一番わからない 他人のほうが、意外とわかっていたりする だからこそ、人は人と関わるのかもしれない そうして、人はだんだん自分を理解し、成長していく。 人生は、きっと自分自身を理解する旅なんだ その旅路そのものが、人生の目的でもある つらいときこそ言い聞かせよう 今は旅の途中なんだ。 今は見えない

          『人の生まれ方』(詩)

          『どんな自分でも大丈夫』(詩)

          written by ひろびろ🍀人の期待に応えられないとダメ いつも元気でいないとダメ いい人でいないとダメ そんな条件を全部はずして、無条件で自分を受け入れてあげる。 それがきっと、自分を愛するっていうこと。 条件付きでしか自分を受け入れてあげられない自分 そんな自分ですら「それでいいんだよ」とOKを出してあげる。 それがきっと、自分を愛するっていうこと。 自分を愛せると、きっと生きるのが楽になる。 どんな自分でも「これでいいんだ」って思える

          『どんな自分でも大丈夫』(詩)

          感性を、言葉で取り戻す

          written by ひろびろ🍀感覚は、自分自身にいろいろなことを教えてくれると思う。 好きか嫌いか、心地よいかよくないか、進むべきか立ち止まるべきか。 よくよく感覚に耳を澄ませば答えは出ていることも多いのに、それに気がつくのはなかなか難しい。きっと、思考がそれを邪魔してるんだと思う。 身近な例で言えば、人の好き嫌いは、基本的に感覚が一番知っていると思う。頭で考えて「この人は●●だから好き」って思うより、「理由はないけど、なんかこの人好き」と感じる方が、余程自分の心の中

          感性を、言葉で取り戻す

          恐れずに自分の思いを伝えること

          written by wattle🌼今日は久しぶりに大学時代の友達と会ったんだけど、家族との関係で悩んでそうだったので、会った後にちょろちょろっとLINEで応援メッセージを送った。それに関連して、少し感じたことをシェアします。 ——————————————————— この1年くらい、少しできるようになってきたこと。 人に、心配とか、励ましの言葉をかけられるようになったこと。 今までは、二の足を踏んでいた。 ウザがられたり、寒がられたり、キモがられたりするんじゃないか。

          恐れずに自分の思いを伝えること

          無宗教だった俺がクリスチャンになるまで4

          written by wattle🌼■ 遠藤周作が見ようとした「何か」 『沈黙』の後、数冊読み終わる頃には遠藤周作は俺の最も好きな作家になっていた。 (一人の作家の本をこんなにたくさん読むのは、10台でハマっていたラノベ以来だったw) 遠藤周作はクリスチャンの作家で、小学生の時に母親が洗礼するのと一緒に、洗礼を受けさせられた。 母親から与えられた、「ぶかぶかの服」のように自分に合わない異質なものを理解する、というのが作家遠藤の生涯のテーマとなった。 そしていつの頃からか、遠

          無宗教だった俺がクリスチャンになるまで4

          『三原色』(詩) |wattle

          何かとつながるとき あなたは安らぎを得る 草が 根で大地と 葉で太陽と つながるように 喜びの色は 緑 何かを失うとき あなたは小さな涙を流す 涙の泉は尽きることなく やがて静かな小川となる 哀しみの色は 青 何かを奪われたとき あなたは叫ばなければならない 生きていればこそ 血潮は真っ赤に輝くのだから 赤は 怒りの色 優しいあなたは 青と緑の絵の具を 握りしめて 皆が安らげる風景を 無心で 描き続けてくれました でも どうか これからは 体が引き裂かれて溢れ出るその

          『三原色』(詩) |wattle

          無宗教だった俺がクリスチャンになるまで3

          written by wattle🌼幼稚園時代から時間は流れ、wattleが大学二年生のときのお話です。 ■遠藤周作『沈黙』を読む 大学二年の年の瀬、大学生協の本屋をぷらぷらしていると、作家『遠藤周作』の名前が目に留まった。高校一年の時、現代文の推奨図書で遠藤周作の「海と毒薬」を読んだことがあり、それ以来の再会だった。 サークル三昧の毎日だったが、たまには正月休みに読書でもすっか。。。ということで、遠藤周作の作品の中で、平積みされていて一番読まれてそうだということで手に取

          無宗教だった俺がクリスチャンになるまで3

          「交換日記」の温かみ

          written by ひろびろ🍀「共同ブログやらない?俺とひろびろのいつものやりとりを、交換日記みたいに残せたら面白いんじゃないかと思うんだ」 wattleからこう提案されたとき、「交換日記」という言葉に懐かしさとワクワクを感じたのを覚えてる。 最後に交換日記をしたのは、たぶん小学校中学年くらい。(たぶん)俺に想いを寄せてくれていた女の子が、かわいいノートを買ってきて、「ひろびろくん、交換日記やろうよ」って持ちかけてくれたっけ。 心の中では「学校で話せるんだし、わざわ

          無宗教だった俺がクリスチャンになるまで2

          written by wattle🌼今回はキリスト教との最初の出会いについて書きます。 ■ カトリック系の幼稚園 俺はカトリック系の幼稚園に通っていた。親としては他にも選択肢はあったと思うけど、「モンテッソーリ教育」を受けさせたいということで母親が選んでくれた幼稚園だったっぽい。「モンテッソーリ教育」の目的は、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことらしい。 https://sainou.or.jp/montess

          無宗教だった俺がクリスチャンになるまで2

          考えるより感じたい

          written by ひろびろ🍀なんか「愛されるより愛したい」的なタイトルになったけども。笑 今日は、ここ1年位、俺の大学時代の友達Yくんと話してるテーマについて書いてみる。共有したいポイントは2つ。 ①幸せは「考える時間」ではなく「感じる時間」の中にある ②スピードが早すぎると、どんどん「感じる」のが難しくなる ここでいう「感じる」は「自分の感情を味わう」みたいな意味合い。ちと長いけど、気楽に読んでおくれ。 ■「感じる時間」を持つ まず①からいくと、俺の場合「今幸