廣部剛司
建築家の廣部剛司が思い立ったときに書いていくnoteを作成しました。
先日、ハリケーンでヒューストンにある『ロスコチャペル』に被害が出たというニュースに心を痛めたのも束の間、今度は川村記念美術館の閉館に関する報道が聞こえてきました。この二つの場所に深い感銘を受けた一人として、ずいぶん前に拙著『サイドウェイ 建築への旅』（TOTO出版）に記したエピソードをここに再掲いたします。 ハレーション マーク・ロスコの芸術 マディソン・アベニューに突き出す、彫塑的で力強いコンクリートのキャノピー。ニューヨークでホイットニー美術館を見つけることは、それほど
リビングから連続する中庭のある住宅 『上北沢のコートハウス』が竣工致します。 今回の内覧会は、お引き渡し前にクライアントの ご厚意により開催されます。 ご配慮いただけますよう、お願い致します。 2024年3月24日（日）11:00-17:00 3月26日（火）13:00-17:00 ■京王線 上北沢 駅より 徒歩 約 6 分 弊社への設計依頼を検討されている方などで内覧をご希望なさる方は 下記フォームよりご連絡下さい。 http://hirobe.moon.
事務所スタッフと一緒に世田谷美術館の 『倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙』展に。 少しリアルタイムを経験している自分と、 今、新鮮な目で見るスタッフの感じ方はきっと違う。 あえて余計な予備知識をスタッフ達の頭には入れずにいきました。 展示室の最初のコーナー（内井昭蔵建築の特徴的なRの展示室）には、撮影可能な家具が置かれています。ガラスを埋め込んだテラゾー。メッシュ素材、スチールパイプの椅子など、それぞれのタームで挑まれた結果がここからも感じ取れる。 最後の展示室では
移りゆく光を手がかりに設計しました住宅 『針ヶ谷の家』が竣工致しました。 （今年のGA houses project展に出品） 展覧会用に作成しました動画は下記よりご覧いただけます。 https://youtu.be/abh6zfu4UIg 弊社への設計依頼を検討されている方などで内覧をご希望なさる方は 下記フォームよりご連絡下さい。 http://hirobe.moon.bindcloud.jp/Contact.html なお、今回の内覧会は、ご入居後にクライアントの
事務所に新たにスタッフを迎えるにあたって、最近の事務所の様子を少し書いてみようと思います。 コロナ禍を経て、事務所のルーティーンも徐々に変わってきました。 普段、僕はだいたい朝８時位から事務所に来ています。風を抜いて、ブラインドを開け、エスプレッソマシーンに水を入れる。 （最近更新して、デロンギのミル付の全自動タイプを導入したのです） カフェラテを入れて飲みつつ、１日の予定を確認。１人で集中してやりたい作業やスケッチなどを進めます。 しばらくすると、１０時前くらいにスタ
「JIAトーク」の2021年度、第1回目として、 ダンサー・振付家、信州大学人文学部准教授の北村明子氏をお招きして、 「からだが語り得ること─コンテンポラリーダンスの現在から─」をテーマにお話をお聞きします。 今回は長年に渡って北村さんの舞台を拝見している自分が、トーク委員として進行を担当します。北村さんのご希望もあり、少し対談的な感じになると思います。 JIAトーク自体は建築家会館にてリアルな会を続けてまいりました。昨年度はコロナ禍で開催できない状態でしたが、再開させる
本当に久しぶりのブルーノート東京。 上原ひろみさんのソロ公演でした。 実は一月に予約していた公演がロックダウンで中止に。 今回も瞬時に無くなっていく席を辛うじて予約できました。 今回のソロはかなり前にバンド編成でつくられた曲を ソロにアレンジした曲が多く、 特にSPIRALからの曲は拙著「サイドウェイ 建築への旅」を執筆していたときに なぜか言葉につながりやすいから…とずっと無限ループしていたので その時のことを思い返しつつ、グッときていました。 （実は、そのお礼に…と一冊
先日の村治佳織さんのラジオやカーサ・ブルータスでも告知していただきましたが、前回好評につき、『世界の美しい住宅』の出版記念展を再度させていただくこととなりました。 コロナ対策をさせていただきながら、粛々と開催されますのでオープニングなどは行いませんが、下記の在廊時間には自分も会場にいる予定にしております。 なお、感染対策もありまして会場では書籍の販売が出来ません。サインを入れさせていただく場合は、お手数ですが購入されてお持ちください。 宜しくお願いいたします。 ---
カーサ・ブルータスの最新号は谷尻さんのご自邸の大特集ですが P148 に下記の展示案内が掲載されています。 ＜追記＞1/16にリモート出演しました村治佳織さんのJ-WAVE番組「CLASSY LIVING」でもお知らせいただきました。 前回とほぼ同じ内容になりますが、宜しければお出かけ下さい。 ------ 「世界の美しい住宅」の発売に合わせ、東京と横浜で出版記念の巡回展が 昨年秋に開催されました。 好評をいただきまして、２月に、東京と横浜で2回目の巡回展が開催されます
今週末、J-WAVEのラジオ番組に出演いたします。 ギタリストの村治佳織さんがナヴィゲートする 「CLASSY LIVING」 https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/ にゲストとして（リモートで）招かれまして、年末に収録がありました。 放送予定は 1/16 20:00～20:54 です。 （※その後 radiko で1週間聴けます、上記HPのリンクから飛べます） トークとしては、かなり長めにお話しさせていただける番
雑誌『エンジン』のweb版、廣部さんトップページに登場してるよ…と、友人より連絡をいただき、確認。 愛車（1974 スパイダー）が最新のジュリアと共に写っているカットが使われていました。 建築家視点でのアルファロメオ試乗記、目的地は設計した伊豆高原の別荘でした。 ぜひ息抜きにでもご覧ください。 https://www.afpbb.com/category/engine
エクスナレッジより出版された『世界の美しい住宅』の発売にあわせて企画された出版記念巡回展がスタートしました。会場のスペースやレイアウトの可能性を考えながら、時間をかけて準備していったものの、実際に設営が終わるまでは不確定要素もありました。そのあたりを会場でアジャストしながら、抜け感もあり静かにご覧いただける感じに仕上がったのではないかと思っております。 壁側の展示は、書籍の内容から抜き出しつつアレンジを加えてデザインした巨匠達のバナーが並びます。今回は布にプリントしてマット
10/13より10/21まで東京で開催される出版記念展は、その後、横浜に巡回致します。 -『世界の美しい住宅』出版記念展 横浜展- 10/23 〜 11/1 13:00 〜 18：00 会場：ASJ YOKOHAMA CELL ランドマークタワー３1F ※オフィス棟エントランスより入り、Eエレベーターでお上がりください。 入場無料 ●横浜展 著者在廊予定● 10/23 14：00〜16：00 10/24 15：00〜17：00
先週末に『世界の美しい住宅』が発売されました。 執筆のオファーをいただいてから３年近く、ようやくかたちになった本が届いたときは実に感慨深いものがありました。 そして今回、ASJさんが会場協力を申し出て下さり、出版記念展を開催させて頂く事になりました。 今回の展示では、書籍で巡っていく世界の名作住宅を再構成していくことと同時に、「旅」についてもう一度向き合ってみたいと考えました。 それぞれの地で、手を動かして描いていったスケッチを原寸で展示していくことをもう一つの軸に据
コロナ禍で日常が大きく変わっている昨今、建築を志してから「旅」を学びの大切な要素とし楽しんできた自分にとっても、もどかしい日々が続いています。そんなタイミングでエクスナレッジさんより著書が発売されることになりました。 最初にお話しを頂いたのは3年近く前のことです。自身が訪れてきたものを含めてモダニズムの名作住宅を紹介する書籍を書かないか？ というオファーでした。 モダニズムの巨匠作品を中心にご紹介するのは、やや緊張感がありましたが「住宅」に絞って紹介していくことに自分自
日本大学の夏のデザインワークショップ。ファシリテーターを依頼された冬の時点では、コロナはまだ対岸の火事だった。 例年は大学に連日詰めて、実際にものづくりやインスタレーションを行うのだが、徐々に状況は逼迫してきて、授業はもちろん、このワークショップ（WS）もオンラインでの実施となった。 その環境下で何をテーマにしようかと模索していたタイミングで「アフターコロナ」について提案する学生コンペが発表された。 今置かれている状況を「なかったこと」にして、デザインを考えるよりは、今
