わかものとすまい
友人の結婚式と一人暮らしにチャレンジ中の若者の顔を見に静岡へ。
昨夜はそんなチャレンジャーな若者の暮らす場所にお邪魔した。なんとか暮らせているようでひとつずつ試しているようだった。
でもなかなか若者がこのように一人暮らししようにも、実際には未成年だからこそ賃貸契約できなかったり、保証人が必要だったりとつながりがないとハードルが高い。情報が少なかったり、アグレッシブでなかったりするとその日泊まる場所にだって困る。
中学校卒業後は、自立したいとかひとりで生きていきたい、いろいろ挑戦してみたいと考える若者は少なくない。しかし実際には衣食住の住であるすまいの確保がとても難しい。高校卒業後はより自立心が強くてもまだまだ未成年とし扱われるので、ひとりでは契約できない。
親や親族のような人がいれば保証人になってくれる。一方でそういう家族がいない、関係が悪いとなればそれはできないかもしれない。また他人に保証人を頼むのもハードルが高い。専門の窓口といっても若者がそもそもそこにたどり着けないということもある。
部屋を貸す側からすれば、お商売として心配するのはよく分かる。でもただ生きていくということ、ことすまいに関してはかなり難関が待ち構えている。もっと気軽に「生きる」「暮らす」が保障されたり、手に届けばと朝から思案するのでした。
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