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STEINS;GATE 0 (シュタゲゼロ)は誰も観測できない可能性世界線でしかないのか?

僕は STEINS;GATE (シュタインズ・ゲート、通称シュタゲ)の原作ゲーム版の第1作(無印)と続編のゼロをプレイしている。物語に深く感動し、好き過ぎてアニメ版の視聴を躊躇していたぐらいにはまった作品である。 とは言え、やはり一度は見ておこうと、遅ればせながら先日アニメ版を鑑賞した。 無印に続いて、ゼロを見初めたとき、漠然と「無印とゼロの間ですっきりと物語が繋がらないぞ」という違和感を感じた。 実は、ゲーム版のゼロをプレーしたときにも同じことを感じていた。 「ゼロの世界

    • ブラッシュアップライフは市役所の河口さんの物語なのかもしれない

      バカリズムの脚本で2023年1月期に放映されたドラマ「ブラッシュアップライフ」。 安藤サクラ演じる主人公・近藤麻美(あーちん)が交通事故により命を落とし、人生の2周目を始めるという物語である。 あーちんは、その後も何度か人生をやり直していくのだが、物語の終盤、物語が急展開を迎える。 物語の中の言葉を借りるなら、二つに分かれたプリクラが最後に一つに合わさるシーンがカタルシスを呼び、感動の大団円で幕が閉じる。 私としては、歴史的な大傑作ドラマだと思っている。 このドラマが魅力的

      • シン・エヴァンゲリオンで第3村は結局どうなったのか?

        考察ではなく解釈を書いておきたい難解、と言うより「答えを示さない」、あるいは答えを描くことを放棄しているエヴァは初期のころから「考察」が付いて回わり、それを考えたり、誰かの考察を読むのが一つの楽しみであった。 だが、「最後のエヴァ」と銘打ったシン・エヴァンゲリオン劇場版:||(以下、シンエヴァ)は、今までのエヴァとは異なり、ある程度明確な答えを提供して幕を閉じたと感じた。そしてその「答え」に納得し、感動して劇場を後にした。 しかしながら、ネットでいろいろな「感想」、あるいは「

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