アイデアを産むためのヒントが隠されている場所
昨日は1日休みにして、娘(1歳)と半日お留守番したり、本を読んだりして家族でまったりと過ごした。
仕事のことは考えず、ただただ娘や奥さんと一緒に過ごせる今に集中する。「今ここ」のことだけを考えることが、その時間を最高の時間にするような気がする。
とはいえ、僕の頭の中は仕事以外に3つのことで締められている。
「裸足ランニング」「座禅」「開脚ストレッチ」だ。
ここ数日はここに「ノーパン(詳しくは昨日の投稿をご覧ください)」「ヒモトレ」が加わる。
自分の意識は「今ここ」に集中していても、無意識はそれらの興味について勝手に考えてくれている。バックグラウンド処理が働いているのだ。
昨日はそのバックグラウンド処理の中で、素晴らしいアイデアが生まれた。
一つは座禅、もう一つは開脚ストレッチに関するものだ。
まずは座禅のアイデアから。
普段は穏やかに過ごせているのに、どういうわけか気持ちが焦ったり、何か嫌なことが頭から離れないことがある。
そういう時に瞑想やマインドフルネス、座禅といったものはとても有効なんだけど(雑念から意識的に自分を切り離す作業だから)、なかなか上手くいかないこともある。
そんな時は時間をかけながら雑念と向かい合い、処理していくことで、穏やかな状態に戻すのだけれど、それをもう少し高速化できるシンプルなアイデアを思いついた。それは、
「呼吸を10回終えるまでは呼吸の音だけに集中する」
というもの。
どんどん溢れ出てきてしまう雑念も、短時間なら意志の力で止めることができる。時間が決まっていれば集中力は引き出しやすい。
そんな人間の性質を利用して、意志の力で止めているうちに、嫌なことや雑念と自分との距離を離してしまう。
すると10回呼吸する頃には雑念に戻ろうとは思わなくなる。瞑想に集中できるようになっている。
実際に今朝試してみたんだけど、これはいい感じ。早い段階でマインドフル(今に集中した状態)になれます。
あと思いついたのは開脚ストレッチの方法。
開脚するためには、骨盤と大腿骨を繋ぐジョイント部分の骨が回るようにしなければいけない。開脚がうまくできない人はその周りの筋肉が硬くなっていて、うまく回らない。そこを回せるようにするためにいろんなストレッチでほぐしていくのだ。
そんな基本原理を踏まえつつ、夕方ストレッチをしていたら、ふとこういうポーズを思いついた。
そう。バレリーナのポーズ。普段使わない股関節の筋肉に刺激が行くように思えたのだ。
それでこのポーズをとって立ち、腰を前後に振ってみた。
「おぉ、これは!!!!」
明らかに股関節周りの普段使わない筋肉に刺激が行っている。
左右に振ってみた。
「おぉぉぉ?」
同様になんともいえないストレッチ感があった。
気持ちいい。
それからはもうこのポーズに夢中。30分ほどいろんな形を試しながらストレッチした。
昨日で開脚ストレッチを始めて16日目だったんだけど、最初は座るのもやっとで、足は90度も開かなかったのに、今は120度くらいは開くし、楽々座れるようになった。
このペースなら最初の段階と言われる肘を床に付けるところまでは早い段階で到達できそうな気がする。
こういういい発見があると、意欲が湧いてくるから、多方面にプラスの影響がでる。仕事ばかりしていると、発見や気づきは発生しづらい。アイデアは空白の時間に生まれるのだ。
いかにして空白の時間を作り、どう過ごすか。
そこにアイデアを産むためのヒントが隠されているように思う。