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「自分たち兄弟だなー」って思った瞬間


わたしには年子の弟がいる。
現在22歳なので、弟は21歳である。

自分たち兄弟には「似ている」という点があまりない。


まず見た目。
自分はどちらかと言うと濃い顔をしていて、よく初対面の方に「沖縄出身ですか?」とか、「ハーフの方ですか?」と間違われる。
対して弟は、小動物っぽいバンビ顔。タレ目が特徴的だ。

高校は同じ高校に通っていた。
自分の世界史の担当の先生が、弟のテニス部の顧問をしていた。
テニス部の部員も10人程度だったし、容姿が似ていれば、苗字も同じだし、すぐに兄弟だということに気づいてもらえただろう。

しかし、自分たちは恥ずかしいと言う理由で兄弟だと言うことを伝えずにいると、半年たった頃、
「お前ら2人は兄弟だったのか!、気づかなかった、ハッハッ。」と笑われた。


さらに趣味の思考も似ていない。
自分はどちらかと言うと、インドア派。
小さい頃から本を読んだり、文章を書くのが好きだった。
大人になった今でも、読書をしたり、ラジオを聞いたり、家でスポーツ観戦したり、室内で過ごすことが好きだ。

対して弟はアウトドア派。
小さい頃は弟の要望でキャンプに行ったり、スキーに行ったりした。
今では朝早起きして、漁師さんのお手伝いをするアルバイトをしているみたい。


そんな自分たちだが、先日ある共通点を見つけた。
弟が自分のSNSをフォローしてきたので、何気なく弟のフォローしている人を覗いた。
すると、

自分もフォローしているセクシー女優さんが多くいた、、(笑)
さらに、自分が「これから売れるのではないか!?」と密かに応援している、注目若手女優さんもフォローしていた。

弟よ、どこでその人を見つけた。

つまりタイプの女性が同じみたいだ(笑)

今までは恥ずかしくて、「好きな女優が誰?」とか、「彼女が出来た」とか、女性関係の話をしてこなかった。
しかし、密かに気づいてしまった。

いや。きっと向こうも同じことをして、そう思っているに違いない。

なんとなく恥ずかしい、、(笑)

やっぱ兄弟はどこか似るものである。

#兄弟

#エッセイ

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