ニュータイプ
【ニュータイプ】
ガンダムの話しをした。
今日来てくださった方がガンダム好きで(笑)
まぁ、自分もガンダム世代というか、小学生の頃大流行りで(確か1年生の頃に始まった)、初恋の男の子がガンダムのイラストをよく描いていたので、自分もそのイラストを描いてもらって、中学生か高校生のころまでずっと持っていた思い出があるんだけど。
・・・あ、まぁそんな話は置いといて
実は全くと言っていいほど、その内容を覚えていない。
キャラクターの顔と、いくつかのセリフ、宇宙で戦うんだったよなとか
ガンダムカードを買ったら大抵「ザク」がでてきたよな、当たりはガンダムシールなんだよなとか
それくらいの知識しかない。(それは知識ではない)
が、男性のガンダム好きは半端なく(それは、ドラゴンボールにせよ、ワンピースにせよ、ビートルズにせよ同じである)
「話し出したら3時間くらいかかるんやけどね。」
といいつつ、ちょこっとあらすじを話してくださった。
「地球の人口が増えすぎて、人類は宇宙にコロニーを作って暮らすようになるんですよ。」
宇宙で生まれ育った子供の中に、異常に感覚の鋭い子がいて・・・
「あ、それがアムロですよね~ニュータイプ。」
「そうそう、人間がね、宇宙で暮らすうちに、環境に合わせて進化してるんですよ。」
「なるほどー」
・・・そんな話だったのか(;^_^A
「でね、無能の政治家たちをやっつけるために、ジオン軍が地球に隕石を落とす計画を立てる・・・でも、そのためには、多くの犠牲を伴う・・・それを阻止するために・・・」
(あってますかね?)
・・・
どうしてこの話が出てきたかというと(;^_^A
自分が去年、コロナを題材にして描き始めていた小説があって、その中で、「暴動が起こる」と描いたら本当に暴動が起こって、ちょっと怖くなっちゃって手が止まったんだけど、その時描いたほんの数ページの中に
やがて、「禁酒」「禁煙」「禁外食」「禁音楽」「禁ダンス」「禁エンタメ」・・・そんな時代がやってくる。
と書いていて、大げさに描いたつもりだったんだけど、ほんとになっちゃって、
「ちょっと自分が怖いです(笑)」
「私の小説の中ではね、コロナは「神様の人口減らし」やって言う宗教家が登場して、現在70億人の人が、30億人にまで減ったら、コロナは終わる。そしてこの宗教を信仰するものだけが、選ばれし30億の中に入ることができる・・・そう言うんです。」
みたいな冗談を言っていた、続きの「ガンダム」。
「おぉ~ガンダムは、まさに、人口が増えすぎて地球に住んでいられなくなって、宇宙にコロニーを作るんやで。」
「へぇ~~」
「そっか、じゃぁ人間も、コロナに負けない身体に進化しないといけないですね。」
そういう意味では、本来、
「人と会わない」、「菌に触れない」、「外に出ない」、「楽しいことを我慢する」
ではなくて、それらのことを逆にいっぱいやって、お日様の光をいっぱい浴びて、それで、
もっと、免疫力を高めるというか、強い身体にならないといけない。
もしかしたら人間は、それまでも、間違った方向に進化しようとしてきたんじゃないか。
AIが何でも答えを出してくれ、AIで車を運転し、AIが話し相手になり、働かなくても、考えなくても生きていけるようになる。
そして人間は、どんどんアホになって、どんどん弱くなって・・・どんどんウイルスにも負けてしまう身体になっていく。
「コロナは、それを教えてくれているのかもしれないですね。」
・・・ん?逆か?
「そして、それに気づいた人たちだけが、人間そのものが強くなる方向に進化した人たちだけが生き残る。」
「私、ニュータイプになりますわ。」
「・・・お、おぉ、頑張ってください。」
(笑)
2021年5月3日(月)ModernTimesヒロ
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