165cm55kgでも柵越えする秘訣
ヒッティングをする上で遠くまで飛ばせると言う事は1番の魅力ともいえる。
最近の有名所で言えば、大谷選手や村上選手、僕が子供の頃に憧れたパワーヒッターは清原選手でした!この3人に関してはデカイ!笑
身長は高く、体重は重く、そりゃ飛ぶでしょって話。笑
しかし、遠くへ飛ばすとか柵越えを打つ条件に大きな体が無いといけないかと言われればそうではない!
なぜなら、僕も柵越えしていたし、チームの誰よりも遠くに飛ばすことができていたから。
高校3年当時は165、55と小さい上に細い体だった。それでも高2年の秋から高3年の夏までの約半年間のゲームだけで7本の柵越えを打っている。
なぜ打てるようになったか。
それはやはりトレーニングと練習方法の改善だ!
実は高2の夏までは全く飛ばす事ができなかった。
例えて言うならロングティーをホームベースからバックスクリーンに向かって打つが、インフィールドラインすら超える事はなかった。どれだけ本気で振っても。飛ばない要因はこれだ。
・力が上手く伝わっていない
・飛ばし方をそもそも知らない
もぅこの2つに限ると僕は思う。
『力が上手く伝わっていない』
スイングしたバットからボールへの力が伝わっていない。もっと言えば、自分の体の力がスイングに繋がっていない。
スイングは基本的に下半身の捻りから体幹、腕、手首との順に動いていくもの。ご存知の通り、下半身の強さがカギとなる。いくら腕だけでスイングを頑張っても下半身が使えてなければ可能性は無い。故に、素振りをして1番疲労が溜まるのは間違いなく太もも、ふくらはぎと言った下半身なはず!
当時僕のスイングは下半身の捻りが弱くスイングに回転の力を加えることができていなかった。
そこでどうしたか。
1つはスイングの見直し。
鏡を見ながら、1分間かけてスイングを完結させる。構えから、タイミングを取り、踏み込んだところからゆっくりと下半身で体を回していく。バットの軌道というより、下半身の力の入れ方に重きを置いた。
めちゃくちゃキツかった思い出がある。
その後に10スイング程同じ体の使い方でスイングをする。
そうしていくうちに、形はもちろんのことスイングの音に変化が現れた。
今までにないインパクト時にブンっと鳴るようになった。
2つめは瞬発力トレーニング。
スイングには力を上手く伝える事と、一瞬で爆発的な力を生み出す必要があると考えた僕は、体だけでできる瞬発系トレーニングを思いつきでやってみた。やってみたのは…
・バウンディング
・その場で全力ジャンプ
・その場で腿上げ
ネーミングセンスはご容赦を。笑
下半身中心に見えるかもしれませんが、どれも全身を使わないと上手くできないやつです。
僕のイメージでは瞬発=バネだったのでとにかく高く飛ぶ、遠くに進む、静から動の切り替えを素早くをテーマにしていました。
するとスイングの力感が変わってきた。
目に見えて、耳で聞いて。
次回、『そもそも飛ばし方を知らない』。