そもそも飛ばし方を知らない
前回の続きとなります。
前回は僕自身の実体験を交えて、体が小さくても遠くへ飛ばすことはできる!という内容でした。
では何故僕は高校2年まで飛ばなかったのか?
力が伝わっていない、そもそも飛ばし方を知らない。この2つだった。
今回は飛ばし方に焦点をあてて書いてみます。
力学的、科学的的には近年20〜35度の角度で飛ばす事が理想だとされています。45度では打球が重力や風の影響で失速しやすいというデータもあります。ただあくまでもこれは統計的なデータなので、理想の角度というのは個人で変わってくるものです。
しかしながらその知識や情報というものは当時高校生だった僕は知る事はなかった。
飛ばし方を覚えたのは言わば、感覚、コツでした。スイング時の下半身の動き、力の伝えかたがイメージから形になった段階で、次はロングティーをひたすらしていた。
しかし、いきなり上手く行くはずもなく相変わらずの飛距離…
そしてまず行ったのは弾丸ライナーをマウンドにぶつける!
ゴロでも、ライナーでもない弾丸ライナー!!
それができると次はセカンドベース!!
次にインフィールドライン!!
なんとなく遠くに飛ばすから、明確なターゲットを作りそこに体の力全部を集結させる。
マウンドまでは上手くいくが、セカンドベースからどうも打球が垂れる。突き刺すイメージなのにフワーンと落ちる。
考えた。
打球の回転が少ないからか!!と。
打球の回転を増やすためにはバットの軌道、ボールを捉える面、角度を改善しないと!という頭になりました。
イメージはできた!やってみよう!!
スカッ
スカッ
…
空振り増えたぁー。笑
チップも増えた。
やはりイメージと実際の体の動きとのズレが大きかったからだ。
その差を埋めるものは何か…
ひたすらやり込む事。
これ以外あるかな?🤔
すると、打球の回転が増えたのかインフィールドまでなんなく超えるようになった。弾丸ライナーで!
今まで打ち上げてもインフィールドラインを超える事が無かったのに。
そこからは徐々に距離を伸ばしていってとうとうフェンスを越えるようになった。
自分なりの飛ばし方を覚えた。
知識としては何も無かった僕が、体で覚えた瞬間だった。
自分の飛ばし方はこれなんだと!
小さな体でも遠くへ飛ばせるんだと!
一度でも飛ばせる事ができたら、その感覚は忘れる事は無いと思います。大切なのは成功体験をする事!
それまでの失敗は成功への大切なプロセス。
近道や楽な道なんてない、地道が1番😊
遠回りすることも実は近道だったりするんです。と、イチローさんも言われてました。
飛ばし方を覚えるために何ができるか。
もしご質問等あればコメントやDMでお待ちしております。
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