愛読書 vol.4 「瑠璃色の星」 山崎直子さん
2011年8月6日、千葉市花見川区の個人宅のお庭でちょっとユニークなパーティを企画しました。その名も「未来のパーティ」です。
https://drive.google.com/file/d/1NEDaRZ9XztkVj0FJBSwO9tHlDr-1SKNN/view?usp=sharing
開会式でペンシルロケットを打ち上げました。午前午後とワークショップをたくさん開きました。千葉大学のサークル「ポッサム」の学生さんによるジャグリング体験で空中を自在に飛び交う物体に目を丸くしたり、東京大学宇宙研有志のみなさんによるGPSハイキングでダチョウを発見したりなどワクワクするユニークなカリキュラムを用意し、さらにその内容は竹細工やひも細工など世代交流を含む多枝に渡るものでした。千葉市の市長や八千代市の市長も直接訪れてくださったり、応援の電報をくれたりしました。そして夕闇が迫ってくると、いよいよアストロノーツの山崎直子さんの書籍【瑠璃色の地球】をもとに作られたデジタル紙芝居の上映会 です。こちらは全員参加となっています。朝、昼といろんなことを学んだ子供たちの頭の中を最後にこの作品を見てまとめてもらおうと考えたのです。最後はみんなでバーベキューでお腹いっぱいに!!
デジタル紙芝居は当時JAXA経由で間接的に山崎直子さんに書籍「瑠璃色の星」の使用の許可をお願いしたところ、快くOKを頂きました。
その後、場所をお借りしたおうちの旦那様が定年後米作りに力を注がれていたこともあり、このイベントの内容も年を重ねるたびに 田植え・収穫・味噌作り・納豆づくり・しめ縄造り、ブルーベリーの栽培と発展し、年間を通じて多くの人々が関わ り、交わる集まりへと発展しました。特に目玉の収穫祭のクライ マックスでは毎年石川寛子さんのバイオリン演奏が行われます。
https://drive.google.com/file/d/1UAYBiVvZBWYYn-aGkDhVNa--rx2Q46jF/view?usp=sharing
さてコロナ渦で皆が勇気を失っている昨今、この本に書かれてる「諦めないで」というメッセージが再び光を放ちはじめ、再上映の声があちこちから私の耳に届くようになりました。
すでにJAXAをご退職なされている山崎直子さんと何とか連絡が取れ再上映の許可を得られましたが、今、八千代市、千葉市の両教育委員会様にお願いしてどのようなカタチでこの作品を「公開する」のがベストなのか鋭意協議中です。
この名作を一人でも多くの未来の子供たちに観て貰いたい、そしてそれをきっかけにダイジェストでなくより深い話が書かれているオリジナルを読んでもらいたいと思っています。