松本零士さんお別れ会
松本零士さんとお別れしてきました。
初夏の午後
東京国際フォーラム
心配していた雨も止んだようで、東京国際フォーラム前の広場は、初夏の午後の心地よい陽の光に包まれていました。
開場わずか30分くらいだったと思うのですが、すでに三列ずつの待ち行列が‼️
30人ずつゲートをくぐります。
これは主催側が、いろんな意味で安全に、また、ゆったりとお別れの時間を過ごして欲しいという配慮だったのだと思います。
大変お待たせ致しましたと丁寧な挨拶を受け、エスカレーターへと誘導されました。
ここからは一列となり、エスカレーターでは間隔を空けて下さいと指示がありました。
混雑が予想されるお別れ会だけに、入り口での列の最後尾の札を持つ人、入り口まで誘導する人など、充分な人の配置や演出があり、安全でストレスなきようにとの配慮がなされていることに気づきました。
エスカレーターで上階へ向かいます。なんだか、機械の体をもらえる前の鉄郎になったようなソワソワした気分。
生涯をつづる映像のフロア
そしてまずは松本零士さんの
生涯をつづる映像のフロアへ。
入る前に、ポンと渡されたのがコレ!
裏にメッセージを書いて提出してもよいし、持ち帰ってもいいそうなんです!こんな演出もファンにとっては心に沁みます。
迷いましたが、書いて出すことに。
映像には、松本零士さんのご家族や、作品、交流のあった方々、制作風景など生涯を振り返る内容が織り込まれていました。
印象に残った言葉がありました。
そしてちょうど15分ほどの映像が一周したころ、さらに上階へと誘導されました。
お別れのフロア
入り口では一輪を渡されました。まずは献花し、目を閉じて松本零士さんのご冥福をお祈り致しました。
この部屋には他にもいくつかの展示物があり、また氏が関わったアニメのテーマソングの生演奏もありました。
故人や故人の作品を愛した人々に、明るくお別れを、そしていつまでも作品を愛して欲しいという思いが込められているように感じました。
会場の外の展示にも足を止めてみました。
交響曲に興味を持ったのも、宇宙の構造や、時間に興味を持ったのも、松本零士さんの作品が、きっかけでした。
そして、動物に対する優しい心や、ヨーロッパの文化や石畳への憧れも松本零士さんから導かれたものでした。
お花畑や宇宙を色鮮やかに描いた松本零士さん。
天国でみーちゃんと仲良く楽しくのんびり過ごしてるんだろうなー。
たくさん、たくさん、ありがとうございました。
会場を後にして、品川へ。
松下幸司写真展:水の星
2023年6月1日(木)
~7月4日(火)
10時~17時30分 日曜・祝日休
東京写真月間2023 SDGs「環境」
キヤノン キヤノンギャラリー S
メーテルと鉄郎は、999の車窓から惑星を見下ろして、よく語り合っていたっけ。
さて、ここからは同じ建物の一つ下のフロア。
蜷川実花写真展「Eternity in a Moment」
2023年5月9日(火)~6月19日(月)
10時~17時30分
※ 日曜・祝日休館
キャノンギャラリー S
松本零士さん、みーくんとお花畑で安らかに。
そして、帰り道。この曲を聴きながら。
https://note.com/hatanakamami/n/nfb4eadd37617
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