英語を学び直したい人のための「ちょいと使える英語 Vol.8」
今回のテーマは「和製英語」
英語だと思ってそのまま使うと、全然通じないので要注意。いくつか事例を紹介します。
ホームページ home page。これは、ウェブサイトのトップページ(最初に表示される表紙にあたるページ)を指す言葉。正しくは、website です。(siteも使います)
「詳しくはホームページを是非チェックしてください」などと言いますが、英語では
”please check our website for details.”となります。
コンビニなど。日本語では元々の単語をやたらと縮めて使う習慣がありますが、これも要注意。
コンビニ:convenience store
スーパー:supermarket
デパート:department store
ファミレス:casual restaurant が正解です。
英語以外の言語が起源になっているカタカナ語もあります。
・アルバイト:part-time worker(人)part-time job(仕事)→ドイツ語が 起源
・パン:bread →おそらく起源はポルトガル語
逆に外国語起源の英単語もあります。
・cuisine:元はフランス語で“クイズィーン”と発音します。Japanese cuisineは日本料理。もちろんJapanese foodでも通じますが、ちょっとおしゃれな感じになります。
・Voila ! :これもフランス語。“ヴォワラ!”と発音します。調理したり、組み立てたりして何かができあがった時に言う言葉。日本語の「じゃじゃーん!」に相当します。
・Chao!:“チャオ!” 元はイタリア語でHi ! とかSee you ! という意味ですが、これを使う人もいます。ちょっとおしゃれ感を出しているらしい。
前回紹介したNintendoやPokemon(ポケモン。“ポ”にアクセント)は日本語のまんまです。
和製英語に話を戻しましょう。
飲み物や食べ物
・コーラ:Coke(コーラでも間違いではないですが、たいていCokeと言います)
・バイキング:謎の和製英語。正しくはBuffet。日本でも最近は“ビュッフェ”と言いますね。英語の発音は“バッフェー”という感じ。“フェー”の方にアクセントが来ます。
・ココア:Hot chocolate
ちなみに、テイクアウトは“to go”と言います。”For here or to go ?”(店内でお召し上がりですか?お持ち帰りですか?)と聞かれたら、”to go”と答えます。「持って出ていく(go)」というニュアンスです。
これは知ってますかね?「マンション」→正しくはapartmentです。
“I live in an apartment close to the station.”(駅近のマンションに住んでます)
英語のapartmentには「六畳一間のアパート」的なチープ感はありません。
キリがないので最後にします。
最近はカタカナ語を抑揚つけずに平板に発音する傾向があります。(おじさんは馴染めません)英語の場合は、ちゃんと強弱、アクセントをつけて発音しないとうまく伝わりません。(以下、太字にアクセントあり)
Movie:ムービーではなくてムーヴィー
Amazon:アマゾンではなくてアマゾン
Instagram:インスタではなくインスタグラム
instagrammable(インスタグラマブル)という単語もあります。これはInstagramに「適する、可能にする」という意味の”able”という接尾語を付けた新語。「インスタ映えする」「ばえる~」という意味です。
今日はここまで。See you next time !