英語を学び直したい人のための「ちょいと使える英語 Vol.15」
今日のテーマは「ことわざ」
英語にもいろいろなことわざがありますが、日常の会話でも出てくる簡単なものを幾つか紹介します。
・Time flies.
「光陰矢の如し」 fliesは「飛ぶ」という意味の動詞flyの3人称単数形。
時間が飛ぶ→時のたつのは早いですね、という意味です。
“It has been five years since I moved to Tokyo. Time files.”
(東京に越してきてから5年たちました。時がたつのは早いものです)
・Third time is the charm.
神社で売っているお守りのことを“charm”と言います。形容は”charming”(チャーミング、魅力的な)ですから、名詞の”charm”には「魅力」という意味もあります。「3回目は魅力」つまり「三度目の正直」です。
“Finally I have passed the exam. Third time is the charm !”
(やっと試験に合格しました。三度目の正直です!)
・It’s a small world.
これはわかりますかね。「世界は小さい」→「世間は狭い」です。
“Do you know him ? He is my boss. It’s a small world !”
(彼を知ってるんですか?私の上司ですよ。世間は狭いですね~)
・It’s about time.
林修先生の「今でしょ!」を英訳したら、これになります。(ことわざではないですが)
“It’s about time to start the sales promotion plan.”
(例の販促計画を始めるなら今です)
“It’s about time to go home.”
(そろそろ家に帰る時間です)
私の好きな映画に『About Time』(アバウト・タイム)という作品があります。タイム・トラベル能力を持った男性のラブ・ストーリーですが、このタイトルには二重の意味(double meaning)があります。ここで説明してしまうとネタバレするので、興味がある人は是非観てください。
・No pain, no gain.
painは「痛み、苦労」、gainは「進歩、利益」。「努力せずして進歩なし」という意味です。韻を踏んでいて響きもいいので、覚えておきましょう。
”No~, no~.”というフレーズは他にもありますね。
“No music, no life.”(音楽のない人生なんては、タワーレコードのキャッチコピーですね。
私が時々行く餃子屋には、”No Gyoza, No Life.”という看板が掛かっています。
今日はここまで。 See you next time !