英語を学び直したい人のための「ちょいと使える英語 Vol.18」

以前、年度末にちなんだ表現を幾つか紹介しましたが、今日は年度末あるいは3月から4月にかけて使えるフレーズを。

・I will take a paid holiday next week.(来週、有給休暇を取る予定です)

・We have to take at least 5 paid holidays per year due to legal regulation.
(法規制があり、年間に最低5日は有給休暇を取らなければなりません)

有給休暇はpaid holidayとかpaid leaveと言います。賃金が支払われる(paid)休みということです。childcare leaveは育児休暇、maternity leaveは産休です。

・Two new graduates will join our company in April.

 (4月に新入社員が2名が入社します)

 graduateは「卒業する」という意味ですから、new graduate, new college graduateで「新卒」。新人、新入りはnewbie, newcomer。逆にベテランはold hand と言います。

・Our team is going to achieve annual profit target.
(私のチームは年度利益予算を達成できそうです)
 achieveの代わりにreach(達する)でもOK。「予算」はbudgetでもいいですが、target(目標)の方が使われる印象があります。売上予算ならsales targetです。

・I’m suffering from hay fever this time of every year.
(毎年、この時期になると花粉症に苦しめられます)

 花粉症はhay fever(ヘイ・フィーヴァー)。suffer fromは「~に苦しむ」です。

 I’m suffering from backache.(私は腰痛に悩まされています)
 ache(エイク)は「痛み」という意味ですから、back(背中、腰)の痛みはbackache、頭痛はheadacheです。

最後は桜。
・Cherry blossoms are starting to bloom in Tokyo. (東京では桜が開花し始めました)
 The cherry blossoms are in full bloom. (桜が満開です)

bloomもblossomも「花」、「花が咲く」という意味です。
 We can’t go cherry blossom viewing this spring due to Coronavirus.
(今年の春は、コロナウイルスのせいで花見には行けません)

日本に住んでいる外国人には、cherry blossom viewing(花見)と言えば、桜の樹の下で食事して、酒飲んでというイメージが伝わると思いますが、日本の花見を知らない外国人にこの言葉だけ言っても、雰囲気は伝わりません。言語の学習には、その背景にある文化に対する理解も欠かせません。
 
では、また。See you next time!

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