トライアスロン基礎知識#4 バイクボトルの選び方
トライアスロンで最も競技時間が長いバイクパートで、忘れてはいけないのが水分補給。今回の記事ではバイク用のドリンクボトル(スクイズボトル)について解説します。
1. バイク用のドリンクボトルとは
上記画像のものがバイク用のドリンクボトルで、スクイズボトルと呼ばれたりもします。ライドの最中に手軽に水分補給ができるよう、ボトルを押して中の飲み物を押し出せる仕組みになっています。
トライアスロンではバイクのボトルケージにボトルを収納し、競技中の水分補給をおこないます。
2. ボトルを選ぶポイント
選ぶポイントを大きく3つあります。
①飲み口の形状
②サイズ
③保冷性の有無
①飲み口の形状
引っ張ることでボトルの開閉ができるものや、スライドさせて開閉するものなど、様々なタイプがあります。
②サイズ
各社同様のタイプのボトルでも様々なサイズ展開をしています。自分のレース距離や必要な水分量に応じて適切なサイズを選びましょう。
③保冷性の有無
保冷性のあるものは、屋外にいてもドリンクを長時間冷たい状態で保つことができます。一方で、若干ながらもサイズや重さが大きくなり、値段も高めになります。
とはいえ、保冷性のあるボトルは非常に使い勝手が良く、僕も普段のトレーニングからレースまで、以下のCAMELBAKの保冷ボトルを使っています。サイクリストにとても人気のある使いやすいボトルなのでオススメです。
3. ペットボトルや瓶はNG
街中を走っていると、ペットボトルをドリンクケージに入れているサイクリストを見かけますが、これはホールドがしっかりされていないため、脱落して自分自身や後続のバイクを事故に巻き込む可能性があります。
上記の理由から、トライアスロンレースのバイクパートではペットボトルは使用禁止。瓶のように割れやすいものもバイクコースの安全を保つために禁止されています。バイク専用のドリンクボトルを準備しましょう。
4. レースで配布されるドリンクボトル
トライアスロンのレース(ミドルやロング)では、バイクパートのエイドステーションでドリンクボトルを配布してくれる大会もあります。その大会のロゴなど、オリジナルデザインが施されていることが多く、記念品としてもらっていく人も多いです。
その場合、バイクのボトルケージは複数付けておき、あらかじめ空きを用意しておく、もしくは自前で持ち込むボトルは最初から捨てる前提で準備しておき、配布されたボトルと交換して記念ボトルを持ち帰るのがよいでしょう。
まとめ
以上、バイク用のドリンクボトルについての解説でした。
トライアスロンのレースは暑い夏の時期におこなわれることが多いため、水分補給は重要なポイントです。自分の使用する状況に応じて、適切なドリンクボトルを選んでみてください。