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ビールを作りたい⑦

日本海倶楽部さんを見学させていただいた際に
「富山のKOBOブルワリーさんも行くといいですよ」
と教えていただいた

KOBOさんを運営するコチャスは元々日本海倶楽部発足の際のブルワーさんだったそうだ
チェコで醸造を学んで、日本でビールを作っている
日本海倶楽部さんの発足が20年以上前なので、もう20年以上も日本でビールを作っていることになる
早速アポを取って、KOBOさんへ行ってみた

富山港のすぐ近く、古い街並みの中にあるKOBOブルワリーは醸造所とブリューパブとに分かれている
まずは醸造所の方を見学させていただき、コチャスからお話を聞かせていただいた
コチャスのビールに対する考えは本物だ
今まで見学に行ったブルワリーのブルワーさんとの違いを感じた
一つ一つの考えが理にかなっている
ビールの醸造はタンクの数、容量に限りがある為、できるだけ早く商品化したいと思うのが定石だ
しかし、コチャスのビールは2ヶ月かけて作るという
そうすることによって、ビールは自然な発泡だけで満たされる
後から炭酸を足さなくて良いのだ
これは飲んでみると違いがよくわかる
強炭酸水と、ペリエの違いのようなものだ
身体に優しく、何杯でも飲める
ビールの弱点を補っていると感じる

醸造所の後に見学したブリューパブも素晴らしかった
とても広い空間に、大きな一枚板のテーブル
テーブルに囲まれたパブの中央にガラス張りの部屋があり
そこにはタンクがあり、醸造できるようになっている
先ほど見学した醸造所ではビール免許
パブの方では発泡酒の免許を取っているそうだ
一つ一つが楽しさと仕組みの素晴らしさを感じる
本当に来て良かったと思った


そして、さらにコチャスから醸造設備の導入のアドバイス
これから設備の発注、醸造まで手助けしてくれるという!
こんなに心強いことはない

日本海倶楽部さんからはじまったご縁
未来へと繋がっていく
自分たちの進む道が見えてくる出会いになった



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