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初めてのnote|自己紹介

初めまして。
スマート整理コンサルタントのHiroと申します。モノ、思考、デジタルの整理を普及する活動をしています。

初めてのnote投稿ということで、「モノ、思考、デジタルの整理の重要性を感じた理由、コンサルタントになったきっかけ」についてお話ししたいと思います。


私はIT企業で働く会社員で、社会人になって14年が経ちます。最初の10年間は、電話やインターネットなどの通信設備を保守するエンジニアとして現場で活動していましたが、2020年、異動の発令を受けてデスクワーク中心の部署へ配属されました。そこでは、生産性の向上やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を担当することになり、以前とは全く違う仕事が待っていました。

特に生産性の管理を任され、現場のエンジニアたちの仕事の数字をもとに良し悪しを判断しなければならなかったのは、とても辛かったです。自分自身も10年間、現場で働いてきたので、数字だけでは見えない苦労がどれほど大きいか、よく理解していました。それでも「これまでの2倍稼げ」という当時の高い指標が日々のプレッシャーとしてのしかかってきました。

さらに、コロナ禍でのリモートワーク。
会社に行ける日数が減り、ほとんどの仕事を在宅でこなすようになりましたが、これが心の重荷をさらに大きくしました。ちょうどその頃、第一子が誕生し、家族3人で埼玉へ引っ越したばかりでした。育児に追われ、仕事でも成果を求められる。毎日が本当にいっぱいいっぱいで、休みの日も生産性のことばかり考え、2年間も眠れない夜が続きました。

そんな中、私の心に大きな打撃を与えたのが、安倍元首相の事件でした。お昼休憩にテレビをつけた瞬間、衝撃的な映像が目に飛び込んできて、それまで我慢していたものが一気に崩れた感覚でした。それからは、眠れないだけでなく、常に追われているような感覚や吐き気まで伴うようになってしまいました。

異動当時から弱音を吐いていたが、そろそろ本当にヤバそう状態に気づいた妻が「病院に行こう」と背中を押してくれたことで、クリニックに行くことを決意しました。診断名は言われませんでしたが、きっとあの時の私はうつ病に近い状態だったのかもしれません。普段、完璧主義な自分は、何事も手を抜けない性格で、仕事も家庭も全力で取り組んでいたつもりでしたが、どうやら限界が来ていたようです。

処方薬を飲んで、翌日からまた仕事に復帰しました。周りの同僚は、私がもう会社に来れないのではないかと噂していたそうでした。
意外にもその日は外に出る機会があり、現場の拠点を久しぶりに訪問することになりました。毎日パソコンと会議ばかりの日々だったので、外に出ることで少し心が軽くなり、あのとき一緒に外出してくれたチーフには本当に感謝しています。

その後、家族で旅行をすることになり、心の声が「自然を感じたい」と言っていました。富士山を見に行くことを決め、静岡と山梨に行ったのですが、富士山を見たとき、そして大きなひまわり畑を自転車で駆け抜けたとき、久しぶりに心が少し休まった気がしました。家族と過ごすその時間が、私にとって本当に大きな癒しでした。

旅行から帰って、どうすればこの忙しさの中でも仕事も育児もやっていけるのだろうかと考えていた時に、たまたまユーキャンの広告を目にしました。そこにあった「整理収納アドバイザー」の資格に惹かれ、何かの役に立つかもしれないとすぐに申し込みました。

テキストを読んでいるうちに、少しずつ心のモヤモヤが晴れていくのを感じました。整理はただ片付けるだけではなく、心までクリアにしてくれるものだと気づいたのです。そして、1ヶ月ほどで準一級の資格を取得しましたが、そこで終わりではありませんでした。この感覚をさらに深めたいと思い、すぐに整理収納アドバイザー1級、今年(2024年)に入ってさらに、整理収納コンサルタントの資格を取りました。

モノの整理を追求する中で、その時に感じたのは、モノを整理することだけでなく、デジタルデータの整理も必要だということ。今の時代、パソコンのファイルや写真データは生活の一部であり、整理しなければ頭の中も混乱してしまう。そう考え、デジタル整理アドバイザー1級も取得しました。これは本業のエンジニアの仕事で数多くの顧客対応経験(正確ではないが、おそらく10年で6,000件以上)がそう思わせているのかもしれないです。

さらに、最近はAIやNotionといったツールにも興味を持ち、思考の整理に役立つツールとして日々活用しています。これらのツールが、私にとって思考やアイデアの整理には欠かせない存在になり、仕事も家庭も効率よくこなせるようになりました。

私が「モノ」「思考」「デジタル」の整理を通して得たこの経験を、同じように悩んでいる方々に伝えたいと考えています。整理は、ただの片付けではなく、心と頭を軽やかにしてくれる力を持っています。この「スマート整理」の考え方を、ぜひ多くの人に知ってもらい、日々の生活を豊かにするきっかけにしていただきたいと思っています。

Hiro

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