【胃がんサバイバー日記】歩みをすすめる。
歩いてきた道
胃がん亜全摘手術が終わってから、8ヶ月が過ぎた。そろそろ今年の終わりが見え始めたので、一度振り返ってみようと思う。
2月に告知を受けてから、検査検査の日々。その後入院、そして手術、リハビリ、自宅療養を経て仕事復帰。後遺症と共に歩み、今に至る。
文字にすると少ないが、今年起こった一つ一つの出来事は、とても印象深く、精一杯で気が抜ける時がなかった。それは今も続いている。
2月の大腸検査のついでに胃カメラ検査を受けていて本当によかった。運が良かったと思う。
とても貴重で素晴らしい時間を今過ごすことができている。
1人では、とても乗り越えられず、たくさんの人々の手を借り、時間を使ってもらい今がある。「生きている」のではなく「生かされている」
あと何度経験できるだろう、クリスマス前には誕生日がある。このままいけば迎えられそうだ。楽しい時間が過ごせることを願う。そんなことを感じた今年の振り返りでした。
終活ライフケアプランナー
そして
胃がんになった経験を活かすために、8/19日から終活ライフケアプランナーの資格取得に挑戦している。現状の進捗としては規定の3回の模試を済ませ、試験の受験資格を取り、試験の申し込みをして(2週間ほどかかる)受験実施(自宅)。合否結果待ち(1ヶ月ほどかかるらしい)の状態だ。7割程度の正解率で合格らしい。年末頃に合否がわかる予定だ。
と思ったらメール来てた。
これで一歩すすめる。
そして認定証も届いた。
ハードカバーに包まれて届いた。そんなことをsnsに投稿したら似たような資格を取った方がいた、触発されたのでそのまま受講。
これで矢が2本になった。
また、資格取得後に複業を考えているので、今年から始まった会社の副業制度に申し込みたいと上司に相談させてもらった。が、上司も初めてのことというのもあってなかなか応答がない。副業する上で会社へのプレゼン資料や事業計画書的なものを提出するような規定があるので、早めに準備したいところだがなかなか思うようには進まない。一番時間が取れるであろう年末年始で準備を整えたいが、どうなるであろうか?
資格を活かすにあたって、一番重要視しているのは誰かの不安が一つでも少しでも安心に変わること。1人でも"相談したい"と思ってくれる人がいること。現時点でこれを読んでくれるどなたかで、話を聞いてもらいたい、と思ってくれる人はいるのだろうか?
その間にとりあえずできることを進めたいのでホームページの作成をしている。ホームページは以前、子供が不登校になったときにボランティアで参加させてもらった団体で、頼まれて作ったことがあるので、今回はその経験が役に立つのだろう。何事も思わぬところで過去の経験が役に立つと嬉しい。
ゼロから何もかも自分1人で作り上げる経験は、非効率だが、満足感、達成感はある。小さく遅い歩幅でも、一歩一歩、歩みをすすめる。
そしてそれを継続していく。