ヒロ

作詞がしたくてはじめました。 noteの機能まだまだ使いこなせてませんが、よろしくお願いします。 みんなのフォトギャラリーから画像をお借りしています。ありがとうございます。

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ノベルゲーム『泣けない兎2』※4/19追記

ノベルゲーム『泣けない兎2』の『ムゲン』という楽曲に作詞(共作)で参加致しました。 この『ムゲン』はエンディングの一つで聞くことができます。 ノベルゲーム『泣けない兎2』 https://novelgame.jp/games/show/3059 ゲームと一緒に楽しんでもらえたら幸いです。 よろしくお願い致します! ※追記 『ムゲン』ワンコーラス分の動画が公開されました。 しろ∽うさ @nakenaiusagi 是非、ご覧ください!

    • 【エッセイ】寧静

      一人になりたいけど独りになりたいわけじゃない。 そんなとき、いつも私が行く場所がある。 JR浜松町の北口を出るとビルとビルの間、あたたかい色にライトアップされた東京タワーが見える。 東京の人は東京タワーに行く機会がほとんどないらしい。 少し寂しい気持ちになるが、今はそれがありがたい。 忙しないオフィス街を抜けて増上寺の横のゆるい坂道を上る。 気がつけば東京タワーの足もと。 しばらく気の済むまで見上げて、地上150mの大展望台へ。 エレベーターから一歩踏み出す。 何度訪

      • 【エッセイ】「そんなことないよ」待ち?

         最近、耳にする言葉がある。 『「そんなことないよ」待ち』とか『「そんなことないよ」カツアゲ』。 「自分〇〇だから…」 に対して 「そんなことないよ。」 と意図的に言わせることだそう。 私は言わせてしまったことも、言わされたこともあり、耳が痛い言葉だ。 身に覚えが全くない人はいるだろうか。 私が以前、キックボクシングのジムに通っていたときの話だ。 そのジムで、会うと挨拶したりレッスン開始までの時間に世間話をする程度だったが、一人少し仲良くなれた女性がいた。 彼女は出会ったと

        • 【エッセイ】限界超えたら楽になる?

           あれはたしか中学時代の体力測定での出来事だ。 持久走の測定で1kmを走る。 当時運動部に所属していた私は、絶対に学年上位に入りたくてスタートの合図と同時に飛ばした。 部活動のトレーニングではいつも1km以上を走っていたので、普段よりハイペースでも順調に進むことができた。 もっと行ける。 段々と速くなる足。ぶっちぎりで先頭を走っていた。 残り200mくらいだろうか。 急に電池が切れたように首から下が重くなった。 頭のなかではもっと先を走っているはずなのに、追いつけない実際の

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          【エッセイ】乾杯

           乾杯、という言葉で思い出すことはなんだろうか。 私は高校の卒業前に学年主任の先生が歌ってくれた長渕剛さんの『乾杯』だ。  この秋、高校の同窓会が大々的に開かれるらしい。当時の生徒、担任の先生、当時の校長や関わってくれた先生方にも声をかけ、学年全体で集まるとのことだ。 こんな風に集まるのは成人式のとき以来である。 同窓会、それこそ二十歳のころは割と頻繁に耳にした気がする。 小学校卒業以来初めて会うクラスメイト。男の子は身長の伸び具合に驚いたし、女の子はメイクもしていて、もう

          【エッセイ】乾杯

          夢のなかの学校

          なつやすみ。 ここはゆめのなか。 「ねえ。算数のドリルやってきた?3問目がどうしても分からないんだけど。」 後ろの席の親友、ゆうちゃんが宿題についてきいてきた。 「私も分からないところあるから一緒にやろう。」 私は夢のなかの学校に通っている。 一週間前、おやすみなさいと布団に入って目を閉じると、そこは見慣れた校舎の前で、見慣れたともだちがいた。それからまいばん夢のなかの学校に通っている。 夢のなかの学校はとても楽しい場所だった。 いつの間にかクラスメイト全員と仲良くで

          夢のなかの学校

          【歌詞】タイトル:未定

          読み終えてしまいそうな小説に 細かく栞をはさむように 結末を迎えるとき喜びと 切ない気持ちが溢れてくる さいごのわるあがき あともう少しだけ待って はじまりがあれば終わりがあって 終わりがあれば新しくはじまるものがある 消えて無くなるわけじゃないなら さよならもいつかおそれないでいられるかな はじまりがキラキラ光る朝陽なら 終わりは落ち着く夕陽みたい どちらともかけがえない瞬間で だから未来へと進めるんだ なんど繰り返しても なかなか慣れないんだけどね はじまりがあ

          【歌詞】タイトル:未定

          【お題】noteのつづけ方

          ・5の倍数の日に歌詞を投稿する ・1フレーズでも自分が「好き」と思えるものを投稿する ・スキしない 以上を自分との約束とし、その約束を守ること。 私なりのこれまでのnoteのつづけ方。書き始めたら長くなってしまったので、先に簡単にまとめてしまった。このマイルールというか自分との約束を守ることで、今まで続けることができたのかなと感じている。 まず投稿ペースを決めたことについて。 せっかく歌詞をnoteに投稿するなら、少し自分に負荷をかけてみようと思った。 きっと毎日だとパ

          【お題】noteのつづけ方

          【歌詞】タイトル:未定

          あなたの笑顔が泣き顔に見えた 一瞬の違和感 あなたは隠すのがとても上手で その強さの分 多くの痛みも真正面から受け止めてきた 簡単に言えるキライの言葉より あなたを想う多くの愛が 何倍も強く届けばいいのに 完璧な人はいないなんてこと 知ってるはずなのに 勝手に期待して忘れてしまう ほんの小さな傷 深く大きく広がる前に愛持ち寄って あなたを傷つけるものから守るから 全てを防ぐことは難しいけど 独りじゃないことどうか思い出して ひとつひとつの声は 小さくて頼りなくてそ

          【歌詞】タイトル:未定

          【歌詞】タイトル:未定

          呼吸するように紡がれる なんの捻りもない言葉が嫌だった 平凡な言葉しか歌えず 大勢のなかへと埋もれていくなんて 私はもっと特別な言葉を歌えるはずだと でもね 飾り立てた言葉は重いだけで 自分の歌なのに苦しかった 羽根のようにふわりと風のなか ありのままの言葉で軽くなる カッコイイ言葉を探してる 大勢の心を掴んでみたいんだ そう思うことは悪くない 伝えたい心を見失わなければ 足して引いて一度見失って探して見つけて 歌って ありのままが一番私らしい 気づけたから次の挑戦

          【歌詞】タイトル:未定

          【歌詞】タイトル:未定

          大きな欲望の陰で 守りたいものの為に いのちをかけねばならない 人がまだたくさんいる このありふれた日常さえも儚い夢だと 当たり前にあるべきものは簡単に 手のなかからすり抜けてしまう 握りしめて決して手離さないで いつもその手のなかにあるように 祈りは夢物語と わらう人もいるだろう 正解なんて分からない それでも信じたいんだ 諦めた先に僕の欲した未来はないから 当たり前にあるべきものは簡単に 手のなかからすり抜けてしまう 握りしめて決して手離さないで いつもこの手に

          【歌詞】タイトル:未定

          【歌詞】タイトル:未定

          淡いピンクのマニキュア 私には似合わない色 丁寧に落としても 端っこにしつこく残ってしまうわ この淡いピンクのように 私とあなたじゃ似合わないのかな どうして私じゃないんだろう あなたを想うこの気持ちは 誰よりも強いのに あなたのことを見もしなかった その人をあなたは選ぶのね お似合いなんて言ってあげない 伸ばしてた爪が割れて 新しく買ったマニキュアは 出番なく引き出しへ なんて不格好な指先かしら しつこく残った色を 上から塗りつぶしてしまいたかった どうしてあなた

          【歌詞】タイトル:未定

          【歌詞】タイトル:未定

          君と自転車に乗って行った河原 みどりの風をからだいっぱいに 受け止めてたくさん走ったね 君が僕にカメラを向けるたび はしゃぎたいのをぐっと我慢した あの写真大切にしてね 雨がたくさん降る日は君が僕を いつも以上に構おうとした しつこさに溢れた溜息に 君が喜ぶ姿が不思議だった ねえもう僕が君を構ってる あんなんじゃ心配になるよ 君が泣いてたら僕は何ができる もう駆け寄ってそばにいることは 君には伝わらないのかな いつかまた君に会える遠い未来 今よりずっと君が幸せで あるよう

          【歌詞】タイトル:未定

          【歌詞】タイトル:未定

          真っ赤に熟れたトマトが 太陽の光を浴びている 反射して庭先を きらきらと眩しく輝かす ドアを開けてすぐ滲む汗 拭って「いってきます」と 歩き出した 厚い雲の向こうの光 まだかまだかと待っていた 眩しすぎて目を閉じたくなる ほんの少しだけあの雲が恋しい 炭酸ジュース片手に 坂道を上ると見える海 海風が頬を撫でる 太陽の光が肌を焼く 古ぼけた木陰のベンチ 炭酸ジュースの汗が 描く夏 熱くて強い光はなぜか 梅雨の頃より短くて 流れ移り変わる季節を 私に教えて切なくさせるの

          【歌詞】タイトル:未定

          【ショートストーリー】

          入学式が終わって、しばらく経った梅雨に入る少し前の季節だった。 その日の授業が全て終わり、部活にも入っていなかった僕はそのまま帰っても良かったのだけど、なんとなく屋上へと向かっていた。 僕の通う高校は屋上には入ってはいけないことになっている。 一度は屋上で青春というものを感じたい。でも、目立たずに平穏に高校生活を送りたい気持ちも強かったので、行くだけ行って「やっぱり鍵かかってるか」なんて独り言を言いながら帰る予定だ。 最後の階段をゆっくりと上がり、屋上への扉のドアノブに手をか

          【ショートストーリー】

          【歌詞】タイトル:未定

          待ちに待っていたような 来ないでほしかったような 新しい扉の前 ひとり深く息を吸った 足がすくむ 指先が冷たくなって いよいよだと顔がこわばる 新しい世界はこわい でもそんな挑戦繰り返して今がある だから次も大丈夫だ 今までの私が見えない手で背中を押す 前に進みたいような 戻ってしまいたいような 一歩踏み出した先に 待つのは天国か地獄かそれとも 口が渇く 鼓動が速くなって なんでだろう少し泣きそう 新しい世界はこわい でもそんな挑戦繰り返して今がある だから次も大丈

          【歌詞】タイトル:未定