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ディスカッションパートナーの価値がえげつない件

自分はこうして起業してるので、常に事業のことを考えながら、資本政策についても計画を練ったりしているんですが、どうしても一人でやっていると考えが煮詰まったりにっちもさっちもいかなくなってしまうときがありまして。。

で、そんなわけで先日、ディスカッションパートナーの第一人者でもある黒田悠介さんに依頼して対話の機会をいただいたのですが、その時の衝撃があまりにも凄すぎたので忘れないうちに記録しておこうと思います。

そもそもディスカッションパートナーって何?

あまり聞きなれない肩書きなので簡単に説明すると、といっても引用になるのですが、

ベンチャー企業やスタートアップの創業者と新規事業の壁打ち相手をするお仕事

です。なるべく正確にお伝えするため本人の言葉をそのままお借りしてきました。

引用元はこちら↓

「ああ、よくVCさんが『壁打ちやってますんでお気軽にご連絡ください~♪』って言ってやってくれるあれね!」

あ、違います、全然違います笑www

もうね、レベルが違いすぎる。
皆さんが壁打ちやディスカッションというものにどれだけ価値の差を感じたことがあるかはわからないですが、これを体験したら必ずその価値を理解してもらえるはず。
生業にできるのにはそれなりの理由があるわけで今回は実際に私が受けて感じたその魅力をお伝えできればと思います。

的確なアドバイス

まず挙げられるのはその的確なアドバイス。

これまで数千人もの人と出会い、毎日数時間はインプットの時間に充てているという黒田さん。
その頭からひねり出されるアドバイスには一切無駄がない。
そして、自称(笑)年間数百というツールを試しているだけあって、自分の知らないサービスや役立つサイトがバンバン出てくる。
「そんな使えるツールがあったのか!」と。


アイディアの発想法

名称未設定のデザイン

いつも同じメンバーで話し合いをしたり一人で考え込んでいるとつい狭い範囲で物事を考えてしまったりマンネリ化してしまいがち。
その突破口として、黒田さんのようなディスカッションパートナーとの対話は新たな視点の学習にとても役立ちます。

でもそれだと他のコンサルや顧問と変わらない。
凄いのはそのアイディアのひねり出し方。セッションの間中ずっと想像の斜め上を行くそのアイディアに「なるほど!」の言葉が止まらないwww

黒田さんはそれを思考のリフレーミングなんて言ったりします。
さっきも言った通り、無数のサービスやツールを試しているから、アイディアのヒントとなる種は頭の中にたくさんあるんでしょうね。
それをどう組み合わせてアウトプットするのか、発言を聞いて、その思考プロセスや思考パターンを聞くととっても参考になるんです。
アイディアの発想法も体得しているようで、その方法論を聞くだけでも勉強になる。

絶対自分では思いつかないよ...。

思いやりに溢れてる

黒田さん曰く、とにかく目の前の人(クライアント)の役に立ちたいという思いでセッションに臨んでいます。
対話している中でもそれを感じるところがあって、抽象的な話を抽象的なままに終わらせずに、「自分がその立場だったらこうするよ」みたいな具体的なアドバイスをくれたりします。
こちらの顔色を窺いつつ、理解できてなさそうだったらよりかみ砕いて説明してくれるし、こっちが悩んでいるときは一緒に悩んでくれる。

決して「あとは自分で考えてね」とは言わない。
アイディアや答えというのはどちらか一方に存在するものではなく、対話の応酬があって、その中で紡ぎ出されるものだからとにかく会話のキャッチボールを何十回何百回と繰り返す。
その配球(問いの意図や会話の方向の舵取り)が絶妙で、少しずつだけど、まだ見えていない答えに着実に近づいている手ごたえが感じられる。
これも黒田さんの凄いところ。

色がない

僕はこれこそがディスカッションパートナーという肩書を持つ黒田さんの最大の魅力だと思っています。

もしこれがコンサルタントだったらフレームワークの穴埋めを迫られているかもしれない。

もしこれが投資家だったらPMFだの仮説検証だのスタートアップの定石を唱えられると思う。

もしこれがコーチングだったら内面的要素の深堀や、原体験や理想像を言語化することに徹せられていたかもしれない。

黒田さんはそのいずれのポジションもとらないんです。
今世の中にある言葉で、彼のディスカッションパートナーという活動を表現することは難しい。
それゆえポジションを取らない黒田さんの対話の姿勢はとても柔和で、僕ら相談主もまるで素人にふと悩みを打ち明けるような自然体でいられます(なのにめちゃくちゃクオリティの高い答えが返ってきたみたいなwww)。

相談主にとって大事な観点は何なのかをセッションの間常に意識し続けフリースタイルで返してくるその答えやアドバイスはほかのどの職業の人にも成しえない技だと思います。


目撃者も驚きのあまり言葉を失っていた

たった1時間でしたがとても疲れました笑
むしろこれを2時間やるのは結構しんどいかも。
それくらい脳みそ使いますし、受け取る情報やアドバイスは濃すぎるので1時間で十分過ぎるぐらいでした。

これほど素晴らしい活動をされていて、これまで何十という企業を相手にディスカッションを積み重ねてきているはずなのに、誰もブログ等で綴っていないのが寂しかったので今回綴ってみました。

褒めすぎじゃね?みたいに思われるかもしれませんが、ちょうど僕がディスカッションパートナーとして対話をさせていただいているとき、数人その様子を見学している方がいらっしゃったのですが、皆さん開いた口が塞がらない状態でした笑
はい、そんなわけで目撃者もいるわけでございますwww

今では予約困難の超狭き門ですが、もし事業で頭を抱えている経営者、事業責任者さんがいらっしゃったらぜひ黒田さんにDMしてみてください。

きっと助けてくれますよ!

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