大きな会社を目指す意義は薄れているのかもしれない#11

なぜ自分で会社をやるのか

私が会社をやっている理由は以下です。

・沖縄が経済的に豊かになってほしい。

・理想モデルとなる人がいない、企業がない。(少ない)

・自分で成功モデルを作って、下の世代に背中を見せる。

完全に単純思考の夢見がちなバカですね。言うだけならタダなのでとりあえず言わせておいてください。


会社を継ぐと決めたとき、まずは年商10億円、社員20名が最低目標かなと考えました。軌道に乗れば100億を目指すと。
しかし、仕事を進める上で、会社を大きくすることに何の意味があるんだろうと考えるようになってきました。
売上が伸びれば、社長は数字のマネジメントが中心になるだろうし、社員が増えれば、中堅社員のマネジメントが必要になるし。

商品開発やお客さんと直接接する時間も減るでしょう。
もちろん、会社が大きくなることで社員に給料を払うので、その分沖縄の経済振興に直接貢献しているわけではあるのですが、果たしてそれが私の見せたい背中なのかと疑問に思ってきました。

小さい組織にも強みはある

これだけ社会情勢が目まぐるしく変化する中で、本当に大所帯の組織を目指す必要があるのかという点です。

もちろん、ヒトモノカネが揃っている方が、新しいことにはチャレンジしやすいですが、多く持ちすぎるデメリットの方が大きくなる時代かもしれません。

例えば一つの事業で成功しても、数年後にその業界が完全に廃れる可能性だってあります。
数人ならパパっとシフトチェンジもできますが、その業界の専門家がいたら、その方々のポジションもわざわざ用意しないといけません。(冷たく言えば首を切ればいいだけかもしれませんが)

一つの分野に固執しすぎず、時代の流れに合わせて柔軟な対応をできることがこれからの経営者には求められてくるのだろうと思います。

ということで

売上5億円、社員10名という目標にシフトチェンジしました。粗利を30~35%確保できれば、社員平均年収を1千万円にすることもできるかもしれません。
これを元に経営判断していきます。
外部リソースが必要になるので、そんなに利益は上がらないかもなんて頭をよぎってますが、目先の利益を追っかけても長続きしないのでその判断はケースバイケースですね。

私の座右の銘は鶏口牛後です。大きな組織にすることにこだわるのではなく、社員個々の長所や特性が十分に発揮できる組織にしていけたらと思います。
そして、社長が上、社員が下とかではなく、それぞれが業務を分担しているだけの対等なパートナーとしての組織でありたいとも思います。
なので、技術職の人の大きな貢献で会社の売上が上がっている状態であれば、その社員が社長より高い給料をもらうという状況があってもいいと思います。

何も実績出していないくせに、会社のあるべき姿なんて、大きくなってから考えろと言われるかもしれませんが、大きな目標を立てないとモチベーションが上がらないタイプなので悪しからず。。。

少しでも興味持ってもらえたらご連絡頂けると幸いです。

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