街の片隅に生きる
こんなに寒い日は風を避けてお日様の温もりを感じられる狭い路地を歩く。何故だろう地方都市やその周辺の町にはこんな路地はすっかり無くなり、却って大都市の足元の方が紛れ込むことが多い。
そこには喧騒の隙間で静かに生活している場があり、空気があり匂いがあり、ふさわしいサイズのコミュニティがある。
ちょっとお買い物にとか病院へと、ここから電車や地下鉄に乗るので電車の中もジャージにサンダル履きみたいな人もよく見かける。生活の手段なのだから。
地方都市の電車はそのほとんどが通勤通学そしてお出掛けと、みんな小綺麗にして乗っているものだからやはり大都市の車内の方が生活感を感じたりするのだ。都会には興味はないけどこう言う生活感に惹かれ、こんな路地のどこかで生活したいと憧れている。
でもゴミ出しは夜の方が楽だな。
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