見出し画像

神仏の繋がりを意識する(天神さまと聖天さん)

よく神様や仏様は喧嘩しない、と言われていますが神社やお寺の神仏には相性があります。

喧嘩はしませんが相性の良くない神仏の御札やお守りが同じ家にあったりすると体調が悪くなることもあります。

神仏単体で信仰するのも良いのですが、神仏の繋がりを意識して参拝するとより深みが出ますしご縁も強くなります。

例えば、湯島聖天には「天神参らば聖天参らん、聖天参らば両参りなり」と書いてあるように聖天さんと天神さんは深い繋がりがあるのです。

天神さまこと菅原道真公は実はもの凄く霊格の高い人だったと言われています。雷神の化身とも。
その菅原道真公が大宰府に左遷させられた時に、その冤罪を晴らすために祈ったのが歓喜天こと聖天さんです。

また菅原道真公は観音さまを信仰していたとも言われています。
そのため菅原道真公の神名は「天満大自在天神」とも言います。大自在天とは聖天さんの別名でもあります。
つまり天神さまと聖天さまをセットで信仰すると、より強いご縁に恵まれる可能性があるということです。

阿闍梨蒼雲 霊幻怪異始末6巻には天神さまと聖天さんと平将門公を拝むと繋がりやすくなると書いてあります。
平将門公は菅原道真公を崇敬していたという言い伝えがあるからです。

このように神仏の繋がりや相性を意識して参拝すると神社仏閣めぐりが面白くなります。

逆に一緒に祀ってはいけない代表格は迦楼羅天と龍神でしょう。

迦楼羅天は金翅鳥とも呼ばれ、龍を食べます。

高尾山の飯縄権現も迦楼羅天が融合しています。

迦楼羅天は龍を食べてしまうほど力の強い天尊なので、ここぞ!というピンチの時に迦楼羅天にお願いするといいかもしれません。

好きな神仏がいたら、その神仏を信仰していた歴史上の人物など背景を調べて参拝すると楽しいと思います⛩️


いいなと思ったら応援しよう!